こんにちは、にゃんこ夫婦です。
今回は、10日間の日程でフィリピンのセブに行ってきました。パシフィック・セブ・リゾート・ホテルでの滞在の様子をレポートします。
今回訪れたパシフィック セブ リゾートは、そのマクタン島の一番西の突堤にある★3ホテルです。
パシフィック・セブ・リゾート の外観とロビー
ホテルエントランスの車寄せです。
ここを訪れる前にセブシティ に滞在していましたが、セブを飛行機で離れる前の日だけマクタンの美しい海を見ながら過ごそうと思いました。いつもホテルの予約をしているHotels.com を見てみました。マクタン1の上等のホテルと言えば5★のシャングリラですが、ここは以前来た時に泊まった事があるのと、大人3人用の大きな部屋が出て来ませんでした。じゃあ、他のところで3人がゆったり過ごせる所は無いかな?と見ていると、唯一2寝室の部屋があるという事でここが出てきたので予約してみました。
ここのホテルが出来たのは1992年で、その時は日本人の経営者でしたが、その後フィリピン人オーナーに変わり2014年に改装がされています。セブシティのホテルから、グラブ(フィリピン版ウーバー)で車を呼んで出発です。車の多いセブの街を抜けて海の方に向かい、マクタン島に渡る橋を渡り、ローカル色の強いマクタン島内の道路を走ります。あんまり道路が混んでいなかったので、セブのホテルから40分ぐらいで着きました。値段は447ペソで、チップ込みで500ペソ(約1070円)払いました。
着いたのが午後1時、チェックインは2時からとの事で、荷物を預かってもらって敷地内をお散歩しました。受付の奥がレストランになっており、その外側に海岸が広がっています。プライベートビーチですが、入江の中にあり海水が直接海岸に入っていない為に海水の透明度が悪く、残念ながら海に入る、と言った感じではありませんが、レストランから見える景色は、海がとても綺麗で一気にリゾート気分になります。
青い空、白い海岸、椰子の木。リゾート!の気分満点です。
客室の様子
3時になり、部屋に案内してもらいました。ドルフィンという二階建ての建物の中の、一階703と704号室です。お部屋の名前は、ファミリースィート。私達が払ったのは一泊で£156(約22,700円)、広さは74sqmあります。
出入り口が2つあり、真ん中のリビングで部屋が繋がっています。清掃状態も良く、各部屋大きめなのでゆったりしています。2つの寝室に1つづつバスルーム、リビングにトイレが別に付いています。
バスルームは、洗面器、トイレ、小さめですがバスタブも付いています。飾りもなくシンプルですが、必要な物は揃っています。アメニティは、シャンプー、コンディショナー、シャワージェル、歯ブラシセットです。
寝室にコーヒーと紅茶とケトルがありました。洗面所のお水は飲み水ではないそうで、350mlのお水が置いてありました。テレビや冷蔵庫が各部屋とリビングの計3つあるので、便利です。
こちらでは1番普通のタイプのクーラーです。冷房弱・強と送風弱・強に冷やす温度を選べます。音は大きめです。
リビングルームにはL字型の大きめのソファーがあります。海の真横で、かなり蒸し暑い日も多い場所ですが、エアコンが各部屋に付いていますので涼しいです。送風も出来るようになっていたので、夜寝る時には送風モードを使っていました。
一階のお庭とプールの様子
建物の前には子供用プールがあり、ベランダからそのまま出られるようになっていました。子供連れの人には便利な場所だと思いました。プールの後ろにあるのがドルフィン棟です。
ホテルの敷地は7ヘクタールあり、かなり大きいです。構内は車も入ってこないので、子供が遊んでいても安全です。
二階建ての客室や、平屋でふた部屋が隣あわせになったコテージなどいろんなタイプの部屋がある様でした。
海には入れないので、泳ぐのはプールがメインです。プールは4箇所で、インフィニティプールが二箇所、子供用一箇所、深さ3mのダイビングの練習用プールが一箇所です。メインプールの中にはバーもあります。下の写真のヤシの葉の屋根の部分がバーです。プールに浸かったままでカウンターに座り、飲み物をオーダー出来ます。
宿泊者専用のインフィニティプールもあります。
このゆっくり出来そうなソファーベッドは、1日500ペソ(約1070円)で借りる事ができます。
ホテルには海の沖に向かって600mの長い桟橋があり、桟橋の先まで行くと綺麗な海が広がっています。遠浅の海なので、桟橋の先でも水深1mぐらいです。
桟橋から見たホテルの方です。入江の部分の海水は浅すぎで水も透明度が悪いので入って泳ぐという感じではないですが、大小沢山の魚がいました。
入江の部分を過ぎると、綺麗な海です。浅く、石の間に海藻が生えており、熱帯魚が沢山泳いでいます。さすがに保護地区になっている海です。
桟橋の先にバンカーボートが停めてありました。ここまで来るとボートの底が付かないようです。
その他、ダイビングショップ、マッサージルーム、室内子供用プレイルーム、売店などがあり、飲食はレストランが真ん中に1つ、バーがプールの中に1つとプールの外に1つです。
ダイビングショップの「パシフィック セブ ダイバーズ」は、本格的なダイビング・ライセンスを取るコースからアイランドホッピングまで、普段出来ないマリンスポーツの専門店です。全てのコースを日本語で受ける事が出来るので、セブならではの1日を過ごせます。私達が滞在していた時にも、ダイバー用の3mプールで講習を受ける人で賑わっていました。
中は見れませんでしたが、クーラーの効いた室内の子供用プレイルームもありました。
プール用のタオルは、プール横のカウンターに部屋番号を言うと1人1枚づつ貸してくれますした。帰りにカウンターに戻して返却のチェックをしてもらいます。
ホテル付属の海辺のレストランで夕食を取りました
レストランは、ロマンティックな雰囲気という事はないですが、綺麗な海の景色を見ながら気分良く食事が出来ます。メニューもバーガー、ピザ、パスタ、サラダなどからフィリピン料理、韓国料理などがあるので、その時のお腹の具合や気分で食べる事が出来ます。味も美味しかったですし、値段もホテルの中という事を考えても手頃感がありました。
上がきゅうりとマンゴーのサラダ、下がフィリピン料理のシシグというお肉と野菜をピリ辛に炒めたおかずです。これはご飯が進みますよ!
イカのマンゴー炒めです。美味しかったです!セブのマンゴー最高!
アイスティーは、ジャグのものを注文してみんなで飲んでいました。フィリピンの柑橘類カラマンシーが入っていてそれがとても良かったです。カラマンシーはビタミンCがとても豊富で、美容や老化にも効果があるそうです。野菜があんまりないフィリピンでは貴重なビタミン源です。
フィリピンの海老料理は、地元ビール、サンミゲルにとても合います!これは、メニューにはエビチリと書いてありましたが、野菜と海老のチリ味の炒め物でした。美味しくてあっという間に売り切れました。
ビールのサンミゲルは、橋の向こうのセブのマンダウエにある工場で製造されたものです。
フィリピンでは、1番普通のご飯じゃないかと思う一皿。ご飯(ガーリックライス)と甘辛お肉の煮付と目玉焼き!
ステーキサンドセット。パンが柔らか目のバケットでした。
お肉をお酢で下味をつけてから、醤油と砂糖で煮た料理アボド。
パシフィック・セブ・リゾートの朝ごはん
朝ごはんは、朝の5時半からやっていました。
私達が朝ごはんに行ったのは6時半ごろでしたが、朝の光がたくさん入るレストランでの食事でした。
ソーセージやベーコン、サラダ、各種パン、チーズやハム。
お粥。今回行ったセブのホテルにはどこでもありました。朝食欲がない時もお粥は胃に優しくて良いですね。
卵料理のコーナーもありました。好きなメニューを作ってくれます。
私たちのパシフィック・セブ・リゾートのおすすめ度は?
ここに来る時に忘れてはいけない!と思ったのが、肌に付ける虫除けスプレーです。もしもの時用に、痒み止めも用意して下さい。お部屋の中はクーラーが掛かっているし、網戸も付いていたので蚊はいない気がしましたが、客室以外は基本屋外です。特にレストランは屋根はありますが、完全に屋外と同じですので、じっと椅子に座っている食事の時は要注意です。
ホテルはマクタン島の西の1番奥なので、徒歩圏内には何もありません。買い物や食事などは車を呼んで出かける事になります。セブシティ の大きなショッピングセンターには、渋滞の程度にもよりますが、40分-1時間かかります。マクタン島内のショッピングセンターだと30分ぐらいです。スーパーや簡単なお店は島内で間に合いますが、大きなショッピングセンターはセブまで行く必要があります。
基本このホテルでのベストな過ごし方は、家族や友達とマリンスポーツやアイランドホッピングに出掛けて綺麗な海を体験し、ホテルに戻ったらプールサイドでゆっくり過ごし、バーやレストランでご飯を食べながらお喋りをして滞在するのが良いのかな?と思いました。
元々日本資本だった事もあって、簡単な日本語を使ってくれるスタッフも多く、みんなとてもフレンドリーで嬉しかったです。ホテルは建物や施設の良さなども大切だけれど、それよりもまだ大切なのは、直接お客さんと接するスタッフの笑顔と気持ちの良いサービスだな、と改めて思いました。
安めの予算で、気軽にリゾート気分を味わいたい方におススメのホテルです。
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