こんにちは、にゃんこ夫婦です。今回は、 アロフト リヴァプール に2泊してきましたので、ご紹介させていただきます。
アロフトとは?
世界一大きなホテルグループになったマリオットホテルの約30のブランドの中でも、比較的新しいブランド「アロフト」。2020年に東京にもアロフト一号店がオープン予定ですので、一足先にイギリス、リヴァプールのアロフトをご紹介します。現在アロフトは世界各国に約150店舗。メインターゲットは、ミレニアム世代の若いプロフェッショナルの人達。同じマリオットのヤング向けのカジュアル・ブランドのホテル「モクシー」より、もう少し予算が高めです。
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アロフト・リヴァプール概要
リヴァプールのアロフトは、世界遺産に指定されているスリーグレイシズと呼ばれる大英帝国時代のビル街の近くにあります。ホテルの入っている建物自体も、歴史的建築物に指定されているビルです。この建物が建てられたのは1903年で、元々はロイヤル・インシュアランス・カンパニーの建物だったそうです。アロフトがオープンしたのは2014年で、部屋数は116部屋で全室禁煙です。この時代の建物は、一階ごとの天井がとても高くて中に入るととてもゆったりと広く感じます。
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ロビーの様子は?
建物の中、まず入ってすぐにあるロビーです。そんなに大きなロビーではありませんが、旧いオリジナルと新しいモダンな内装がセンス良くマッチしてます。この写真はフロントデスクです。
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ロビーの一部が吹き抜けになっています。フロントデスクの裏側に、ソファー、クラシックなゲーム台やスヌーカー台、バーカウンターがあります。下の写真の真ん中にあるグレーのつい立ての後ろがフロントデスクです。
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クッションや椅子など所々に差し色の小物が配置してあって、センス良く仕上がっています。
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部屋の冷蔵庫は空なので、飲み物と簡単なスナックを販売しているコーナーもありました。コーヒーメーカーもあるので、美味しいカプチーノなども飲めます。
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宿泊したお部屋はどんなところ?
今日泊まった部屋は、4thフロアー(日本の5階)の438号室キングサイズベッドのお部屋です。
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先程下から見上げていた吹き抜けの部分のホールの横のお部屋でした。
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下を覗くとちょっと足がきゅんきゅんしました。
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反対側の、客室に向かう廊下は完全にリノベーションされています。
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部屋の中のカラーはとても落ち着いた色で、モダンな感じです。
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ベッドボードの上には、リヴァプールの世界遺産のビルディングのアート画が。
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枕元にあるのは、アラームクロックとブルーツゥースで繋ぐとスピーカーになるものでした。
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そんなに大きくはないですが、デスクもあります。
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デスクの上に、レセプションマネジャーからのカードとウェルカムチョコレートが。イチゴのチョコレートかけです。
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これは、マリオットの上級会員のためのサービスです。
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マネージャーの名刺も付いていました。
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この棚に、アイロンとアイロン台、コーヒー、紅茶、緑茶とケトル、カップ、氷を入れる容器、貴重品を入れるセーフボックス、予備の枕、引き出しの中にドライヤー、横のカーテンの所は洋服を掛ける所でした。
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冷蔵庫は先程のデスクの下です。1日1本、無料のミネラルウォーターが入っていました。
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最小限必要なものをコンパクトにまとめてあります。棚の向かい側に洗面所、トイレ、シャワールーム。
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洗面台のテーブルが大きくて、化粧品や歯ブラシなどを置くのが簡単です。
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アメニティはニューヨークで産まれた、肌と地球に優しいトイレタリー製品を販売しているblissです。香りもよくある柑橘系ではなくて、マリン系のユニセックスな香りでした。この香りは、アロフト用に特別に作られたものだそで、blissのウェブサイトを見てもアロフトの香りの商品は販売していませんでした。写真のものはボディローション。石鹸は、アロエベラエキスの入ったイギリス製。
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アロフトの部屋にはバスタブがありません。メインターゲットのミレニアムの人たちは、バスタブを使う人が殆どいないので必要ない、ということらしいです。
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そのかわり、シャワーの勢いはなかりパワフルで、熱いお湯が勢い良く出ました。
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リンスインシャンプーとボディウオッシュもblissです。両方ともなかなか使い心地が良かったです。
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この頃のホテルのアメニティは、良質の材料で作られた、小さな会社だけど、最先端のコンセプトでと言うような、知る人ぞ知るブランドが多いですね。勉強になります。
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トイレの赤い壁が効いています。
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にゃんこ夫婦滞在中の気づきは?
アロフトのターゲットの世代は、常に最速のインターネットに接続している、と言うのも重要なことの一つなので、全館かなりサクサクと入ります。アメリカのシリコンバレーにあるアロフトでは、客室にものを運ぶロボットが動いていたり、ルームキーがスマホに専用のアプリを使うようになっていて、キーがない等のシステムが導入されているそうです。そのうち全店に導入されるのだと思います。
今回写真を撮れませんでしたが、ホテルの中には24時間オープンのジムと洗濯機と乾燥機のあるランドリールームもあります。それとビックリしたのがこのホテル「ペット(ワンとにゃん)ウェルカム」なのです。一部屋一匹まで宿泊出来るそうです。ロビーには、その子たち用のベッドとお水も用意されていました。
ここは古い建物だけあって、床や壁などが厚くしっかりしており、中に居ると新しい建物と違って安心感があります。部屋の中にいるときも、上の階や隣の音が聞こえると言うことも、一切ありませんでした。廊下を大きな声で喋りながら通った人がいるときはきこえましたが、気になるほどではありませんでした。
寝具は、マリオットオリジナルのシーツの生地より柔らかめでしたが、肌触り良く気持よく、マットレスも程々の硬さで、枕もダウン枕よりしっかりした寝心地で首が痛くなることもありませんでした。よく眠れました。
ホテルの朝食はどんな感じ?
朝起きて熱めのシャワーで目をさましてから、グランドフロアー(一階)のロビーに朝ごはんに行きました。朝ごはんは、平日6時半から10時、週末は8時から11時までです。バーカウンターの後ろ側が、レストランの入り口になっています。NYLレストラ&バーという名前です。夜は週末(金、土曜日)は、午前1時まで、その他の日は午後11時まで営業しています。
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レストランに入って直ぐの所にもバーカウンターがあります。
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アロフトは、バーにも力を入れていて、オリジナルカクテルや、宿泊パッケージにカクテル二杯付きのものもありました。週末には、ここで地元のミュージシャンによるライブも行われています。旅に出て、夜に洒落たバーで美味しいお酒を飲み、おしゃべりを楽しむのは、脱日常で気分転換になりますね。朝のレストランは、天井が高く、朝の光がたっぷり入っており明るかったです。116室というキャパシティなので、朝ごはんの時間もそんなに混むことがありません。9時前まではビジネス出張の人達、9時から後は観光客といった感じでした。
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このドアのフレームは、元々ここにあったものでしょうか?むかしのものは良いですね。
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朝ごはんは、イングリッシュ・ブレックファーストとコンチネンタル両方のラインナップです。
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ベーコンやソーセージは、地元のお肉屋さんの物を使っていました。ぷよぷよのイングリッシュソーセージ、挑戦してみて下さい。ドイツ風とは全く違いますが、これはこれで美味しいですよ。
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沢山の種類があって豪華!と言うことはなかったですが、充分満足する内容でした。イギリスのホテルのスクランブルドエッグって、火がはいり過ぎてパサパサになってるのが多いのですが、ここのものはトロトロで美味しかったです。
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食事の途中でスタッフの人が、いかがですか?と持ってきてくれたスムージーも美味しかったです。ストロー…あっという間に全部紙製になりましたね。
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下の写真の右側にある壁の中は、キッチンになっているのですが、よく見るとキッチンの上にもスペースがあって椅子が置いてあります。
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帰りに見てみたら、貸切でパーティなどが出来るスペースでした。
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ちゃんと真ん中にバーカウンターもあって、20ー30人ぐらいは座れそうでした。ビジネスやウェディングのレセプションに良いですね。
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上から見たレストラン。
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反対側は、ロビーです。上にこんなスペースを造れるのも、天井が高い昔の建物ならではですね。
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夕ご飯に食べたものは?
ここには2泊したので、一回ぐらいここのレストランでディナーを食べたい!と思っていたのですが、リヴァプールの中心にあるヨーロッパ最古のチャイナタウンに寄ったら…ついそこで麺類やチャーハンを食べてしまって、お腹いっぱいに。夕ご飯に来れませんでした。旅の途中で、ご飯ものを食べたくなる日本人の悲しい性です。(苦笑)チャイナタウンの炒飯は海老、ワンタン麺はチャーシュー多めで美味しかったです。(笑)
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ホテルのレストランでのディナーは、セットメニュー3コースで£27(約3700円)から、ニューヨーク風のアフタヌーンティーも午後やっていて、£17からあります。最後に、この建物の良いなぁ、と思った場所をご紹介します。一階のロビーから二階に上がる階段です。とても綺麗なステンドグラスが付いていました。
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「ロイヤル インシュアランス カンパニー リミテッド」と書かれています。
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階段、壁など全て大理石です。大英帝国時代の、イギリスのパワーを感じます。
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古いクラシックな建物が好きな人には、とてもお勧めです!日本ではなかなか泊まれない雰囲気のホテルです。
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リヴァプールに行く時に是非利用してみてください!
ビートルズの生まれた街として有名なリヴァプール。このホテルは、観光にとても便利な場所です。ビートルズに由来のある場所も近くに沢山ありますし、ショッピングセンターや世界遺産の建物も横にあります。値段も一泊平日£90から、週末£110からで、お手頃です。