こんにちは、にゃんこ夫婦です。今年のクルーズは、昔から行きたかったノルウェーのフィヨルドと北極圏に行く11泊の長いクルーズです。北極圏とフィヨルドに行くのはこれが初めてです。今回は、このクルーズを5回に分けて紹介させていただきます。ご紹介記事は4回目” MSC北欧クルーズ での観光の様子 “です。
MSCプレチオーサ (14万トンのファンタジアクラス船)就航 2013年
総トン数:139.072t/全長: 333.30m/最大幅:37.92m/高さ67,69m
乗客定員:4,345名/乗組員:1388名巡航速度:24.21ノット
寄港地 1箇所目:オーレスン Alesund
北緯62°、北極圏より少し手前の人口45000人のフィヨルドの中の町です。1904年に街で大火事が起きて、街の中心部の家850軒が焼失し、1万人の人がホームレスになりました。
その頃休暇でフィヨルドを良く訪れていたドイツの皇帝が資金を出して、街の再建が行われました。その時に当時の最先端であるアール・ヌーヴォーの建物が建てられて、それが今街の観光の目玉になっています。
着いた日は、気温も10℃以下の冷たい雨が降る日でした。船がオーレスンに来た日のみ観光2階建てのバスを運行しているそうで、バスが船の横まで来てくれます。
観光バスで市内観光
私達はMSCでやっている観光ツアーには参加しなかったので、このバスで街を回ることにしました。世界中の観光地で走っているシティサイトシーイング社の赤いバスです。パンフや車内、サイトには日本語ガイドも付いているとあり、それは良いなぁ、と思いましたが、故障していたのか、私達が乗ったバスには日本語ガイドは聴こえて来ませんでした…残念です。
小さな街なので、コースは一本ぐるっと一回りだけですが、高低差があるので乗って良かったと思いました。
街の高台から見た街です。土地が平らな所に建物が集まっています。後ろに見える山々は、フィヨルドです。
料金はサイトとパンフレットには、大人315クローナとあります…でも!
私達は、事前に調べてネットの公式サイトでチケットを購入して、船の横にあるチケットオフィスで発券してもらいました。インターネットとパンフレットでは1人315クロナ(約3925円)でしたが、当日バスの運転手さんから直接チケットを買っていた人には、158クロナだと言っていました!ほぼ半額です。(;ω;)普通は、事前にネットで買ったほうが安いですよね?!
でも、ここは違うようです…。でも聞くところによると、値段は当日のお客さんの数にもよるようです。利用する人が多い日は安くなるようです。理屈は分かります…。クルーズ船が来た日はお客さんが多いので、安くなる確率が高いと思います。でも、バスの運行は船が来た日が主なんですよね?!
とにかく、オーレスンで赤い観光バスに乗る時は当日運転手さんからチケットを買って下さい!私達がバスに乗った時間は雨がひどかった為、街の中の停留所には降りずに車窓見学だけして、コース最後の方のオーレスン・アクエリアム(オーレスン水族館)に行きました。
オーレスン水族館 の様子
真横にフィヨルドの海があって、その海水を引き込んで使っているようです。青いシマシマが綺麗なサバ達。
ヒラメかな?砂に埋まって沢山いました。
ガラス製の貝殻に入ったヤドカリ。中の様子がよく分かります。
あっ!この子ズワイガニですよね?
この辺の海は、たら、蟹、にしん、いわし、サバ、鰈、ヒラメなどが漁れるようで、そういう魚達が展示されていました。鯨も沖合に 居て日本と同じ様に捕鯨もしているそうです。なんだか、美味しそうなものが多いなぁと思った水族館でした(笑)。最後に雨風吹き荒ぶ、外の海の横のプールにいたのは…
まったり、のんびり岩の上で寛ぐアザラシでした。ここの場所、私達には寒くて、雨だし大変な所だったのですが、彼には暖かな、いい日❤️だった様です。😅2階建てバスの2階は、屋根のないタイプですが、ちゃんと雨避けのカバーがかかっていました。
オーレスンを出港する時に港の出口まで付いてきてくれた、海の安全を確保しているポリスボートです。いつも出港の時には、港の外に出るまでその地元の海上警察の船の護衛が付きます。
出港したのは午後8時過ぎですが、まだ外は明るかったです。
寄港地2箇所目ホニングスヴォーグHonningsvag人が生活している町で地球で1番北の北極圏内の町と言われているホニングスヴォーグ。船が北上して、ずっと日が沈まない白夜の場所に入りました。船内新聞にのお天気欄でも、日が沈む時間がなくなりました。写真の黄色い丸印の中に、お日様が3:25に上がってずっと日が沈まないとの記載があります。気温は最低8℃、最高11℃、お天気は晴れのち曇り。
港にプレチオーサの大きさの船がピアに着けられない為、外に出る人はテンダーボートにて上陸との事。テンダーボートのチケットは、朝8時から11時半の間に7階に取りに行くとの事です。天気予報が外れて、一日中雨と風で気温が低く(10℃以下)、体感気温が0℃近い…さすが北極圏!最北の町!(苦笑) テンダーボートのチケットも、午前11時ごろのものを一応もらいに行ってきたものの、(もらいに行った順に、テンダーに乗り外に出られます。)気温の寒さと、雨風が吹き荒れたお天気に怯んでしまい、結局使わずじまい。次の日のツアーの為に、体を休めて、暖かい船内でゆっくり過ごそう!と言い合い、1日船内で過ごしました。ここのツアーでは、最北端の岬(ノースポール)に真夜中の太陽を見に行くツアーが人気のようでした。そのツアーに行った来た人の話だと、天気が悪くて、ノースポールの地球儀型のモニュメントの前で写真を撮って急いでバスに戻って来た、太陽は雲に隠れて見えなかった、と言っていました。夜も曇りで薄暗かったですが、それでも外は明るいです。この写真は夜中の12時頃部屋から外を撮った写真です。
寄港地3箇所目トロムソTromso最北端の町ホニングスヴォーグを明るい夜中の2時に出発して、午後1時半ごろ北極圏内の町トロムソに到着。今日も相変わらず曇りのお天気ですが、なんとか雨は降っていない状態です。私達は、MSCクルーズのエクスカーション「ハスキーと自然散策」(1人€200/約24160円)に参加しました。私達のツアーバスは「38」番です。
38番のステッカーをもらって、服やバッグに付けていきます。
船がトロムソの港に停泊して、上陸許可が出た後、ツアーのお客さんは、1番先に船外に出してもらえます。船は着岸13:30頃、出発は午後2時15分でした。船の前まで迎えに来てくれていたバスに乗り込んでハスキー達が住んでいる向かい側の島に向かいます。30分ぐらいの距離でした。
船が止まったトロムソの町は、最北端では最大の空港もある大きな町です。「世界最北端の大学」トロムソ大学もあり、約1万人の学生が在籍しています。トロムソ大学(-だいがく、ノルウェー語: Universitetet i Tromsø, UiT)はノルウェー北部の都市トロムソにある大学である。ノルウェーに7つある大学の1つであり、ノルウェー北部地方随一の教育研究機関である。その立地から、この地域の自然環境、文化、社会に関する学問に焦点を当てており、北極圏研究の国際的な拠点のひとつとなっている。 (ウィキペディアより)空港の横に、向かい側の島に渡れる長い橋が架かっています。
バスから見たトロムソ郊外の家です。大体3階建てで、一階に勝手口の様なドアがありますが、玄関は2階の部分になっています。屋根も傾斜があって、雪が滑り落ちやすいようになっています。多分一階部分は、燃料や食品を置いておける倉庫かな?冬に雪が積もって、一階からは出入り出来なくなるからでしょうか?やはりとても寒い、気候の厳しい地域の建物だな、と思います。
その橋を渡って、漁船やクルーザーなどが泊めてある入江を抜けて海を見下ろす丘の中腹にハスキー達の住んでいるファームがありました。
ハスキー達はとても元気一杯、活発で、喧嘩もすぐし始める性格らしく、1ペアごとに木の床のデッキが付いた小屋に繋いでありました。高い所の座っているボスっぽい大きめの雄犬や、大人しそうな犬など色々な性格のハスキー達がいます。このトロムソは、冬期はオーロラが見える場所としてとても有名です。オーロラを見に行くツアーは、このハスキー達が引くソリに乗ってオーロラのポイントまで向かいます。その為にハスキー達が沢山いる訳です。前にいるハスキーを追いかけて、ドンドン前に行きたい性格がソリを引くのにぴったりなのです。
ここのファームだけで、中型の300頭のハスキーが飼われていました。ソリには、大きすぎない中型のハスキーが良いそうで、6頭から12頭ぐらいのハスキーで1台のソリを引くそうです。餌は、ドッグフードではなく、赤みのお肉をあげているそうです。身体がしっかりして、毛並みも良くなるそうです。ちょうど子犬が生まれる時期だったので、横にいる母犬を撫ぜて了解をもらってから、生後2~3ヶ月の子犬を抱かせてもらいました。この子が子犬のおかあさんです。先に撫でて子犬に触れる許可をもらいます。
黒い子とグレーの子の2匹がいました。この子達は、最近ひき肉を食べるようになったそうです。
そっと抱っこして、優しくナデナデしました。可愛すぎます!触らせてくれてありがとう!
後飼育員のお姉さんに、生後2週間の子犬も見せてもらいました。飼育員のお姉さんは、いつも餌をあげているので、母犬も子犬を触るのを許可しているそうです。
プルプル震えている本当に小さな子犬です。貴重な子を見せてもらえました。
ハスキー達が1番調子のいい気温は、0℃からマイナス20℃で、気温が20℃を超えると暑さバテしてしまうそうです。ノルウェーのこの辺は北極圏内ですが、周りの海に暖流が流れている為、冬でもマイナス40~50℃にならないので、北極圏内の割には暮らしやすい場所だそうです。ここのハスキーファームのオーナーは、ノルウェーの女性で初めて犬ソリの選手になった有名な人で、彼女はもう60歳過ぎですが、それでも息子さんと一緒に毎年アラスカで行われる有名な犬ソリのレースにも参加しているそうです。子犬達を見せてもらってから、いよいよハスキーを連れてハイキングに出発です。まず売店のある建物の中に行って、長靴を貸してもらって、それに履き替えます。上のジャケットは、防水仕様がおススメという事で、私達は初めからそれを着て行きましたが、持っていない人は貸してもらえます。
売店には、ノルディック模様の暖かそうな毛糸の靴下や、ハスキーの顔の付いたふかふか帽子なんかもありました。
次に湿地帯の歩き方の説明と、ハスキーと繋ぐウエストベルトの説明です。この日のガイドであるイタリア人のお兄さんとスペイン人のお姉さんに英語で教わります。世界中から観光客が来るので、英語、ドイツ語、フランス語、イタリア語、スペイン語などの言葉が使える人を雇っているようでした。
この一帯はなだらかな丘が続く、ツンドラ気候の湿地帯です。歩く場所は、外から見ると普通の草原に見えますが、湿地帯の草原なので、足の下はちょうど水をたっぷり染み込ませた厚いスポンジの上を歩く感じです。グチョグチョ、フワフワしています。時々深い水溜りがあって、そこに長靴がはまってしまって動けなくなった場合の脱出方法も習いました。(笑)
一緒に散歩に行くハスキー達が繋がれている所まで行って、2人に1匹づつハスキーが付きます。私達のハスキーは、3歳のオスの「ツイッター」です。キリッとした意思の強そうな子です。
身体は小さい目ですが、元気いっぱいで、早く走りたくてウズウズして、興奮しているので胴体にハーネスを付けてロープを腰のベルトに付けると、大人の男の人でもどんどん引っ張られてしまうほど元気に走り出します。
休憩した所で、オヤツをあげました。
大きな大人を40~50分引っ張っていたのに、余裕のツイッターです。
遥か向こうに見えるフィヨルドと、海の見える素晴らしい景色の中を歩きましたが、ツイッターについて行くのが精一杯で、殆ど景色を鑑賞している暇がありませんでした。(笑)
中間でコーヒーとチョコレートケーキの休憩を入れて、1時間半ほどのハイキング、というかハスキーに引っ張られて湿地帯の丘をサーキットの様に歩きました。初めはツイッターと私達のペースが合わずただ引っ張られるだけでしたが、中頃からは、お互いのペースが分かってきて上手くいきました。ソリを引くために、小さい時から訓練を受けて育っているハスキー達ですので、基本前にハスキーがいると、それを追いかけてすごい力で引っ張って前に走ります。これは6匹以上いたら、ソリぐらい簡単に引っ張れる力があるなぁ、と思いました。馬の力は馬力と言いますが、ハスキーのソリは犬力ですね。ガイドのお兄さんが言っていましたが、ソリの時に1番難しいのは、ソリを止めることだそうです。ハスキー達は走りたくてウズウズ状態なので、一応ソリにブレーキが付いていて、それを踏み込みながら「スト~~~ップ!!」と声を掛けるそうですが、ハスキー達は止まりたくなくて、なかなか止まらないそうで、「スト~~~ップ!」を何回も喚くことになるそうです。(笑)最後にガイドさん達が「今度は是非冬に来てね!その時は、ハスキー達が凄い速さでオーロラポイントまで連れて行ってくれるから、ただソリに座るだけ、楽チンだよ。(笑)」と言っていました。寒いけどハスキー達にまた会いに行きたくなってしまった私達でした。
ツイッター、運動不足の私達に付き合ってくれてありがとう!最後少し雨が降り出しましたが、なんとかハイキングを終えて雨の中バスで船に戻りました。
予約の時は、1人€200で高い!と思いましたが、夏の間オーロラツアーが無く、そのお金がハスキー達のお肉代になると思えば納得出来ます。(ノルウェーは物価も高いですから、毎日300匹のお肉代はなかなか大変だと思います。)思い切って行って良かったです。「ハスキー達とツンドラ気候の湿地歩き」という、正にここでしか出来ない体験をさせてもらいました。寄港地4箇所目トロンハイムTrondheimトロンハイムは、細長いノルウェーの国のちょうど真ん中にある町で、中世時代、まだノルウェー王国だった時に首都だった所です。
船の向かい側にある大きなガラス窓の建物は、プールでした。中には水着の子供達が船を眺めていました
朝の10時頃に港に着岸。外は少し小雨の降る曇りのお天気。今回のクルーズは、港に入港しない1日航海の日には太陽が出てお天気なのに、なぜか着岸する日は残念ながら雨模様です。この町はそんなに大きな訳ではないし、船が止まったのが町の真横だったので、取り敢えず暖かいジャケットを着て外に出ました。
町には、南と北ノルウェーに行く鉄道の駅と空港があります。鉄道の駅は、船の停泊したクルーズターミナルの横にありました。港の近くには、船から降ろした荷物を保管していた昔の倉庫街もありました。一部古い建物をリノベーションして、お店やカフェにしてあります。
ノルウェーの町はどこでも海の近くの建物の色が赤や黄色、青などの色のペイントしてあってカラフルです。冬が長く、暗い時期の多い国なので建物の色は明るいのかな?と思いました。
えっ!なぜこんな所に「Boots」ブーツ(イギリス発祥のドラッグストアチェーンです。)が!
お店の並ぶショッピング街と、街で1番大きな教会を見学しながら、カフェでコーヒーを飲みながら、ぶらぶら歩きました。ここがコーヒーを飲んだ「エスプレッソ ハウス」というカフェです。
カフェも良さそうなお店が沢山あって、カフェ文化も発達していそうだな、と思いました。エスプレッソ・ハウスでのお金の支払いは、VisaかMasterカードですんなり支払えました。カフェで使ったフリーwifiも速度が早くて、溜まってたメールチェックやスカイプで日本にも電話しましたが、とてもスムーズで助かりました。北欧は、ネット環境やキャッシュレスが発達していると聞いていましたが、本当だなと思いました。ダブルエスプレッソは、一杯46クロナ(約525円)でした。やっぱり物価は高い目です。隣の国、スェーデンが本拠地の世界的衣料チェーン店H&Mが5分ぐらい歩いただけで2件も見かけました。さすがお膝元近くです。
花が咲いていると、華やかです。
町のシンボル、ニーダロス大聖堂です。これは横から見た写真です。
これが正面です。1152年に出来た教会ですが、火事や落雷、老朽化などで再建、修理されて現在に至るそうです。ここが町1番の観光名所で、人が沢山集まっていました。
写真とってもいい?と聞いても知らんぷりで、教会前のカフェのテーブルの上にいたにゃんこです。きっとここに住んでる教会の猫かな?
ノルウェーで有名なものといえば、「トロール」です。
《トロール》北欧ではトロルド、トロールド、トラウ、トゥローと呼ばれる。当初は悪意に満ちた毛むくじゃらの巨人として描かれ、それがやがて小さい身長として描かれている。変身能力があるのでどんな姿でも変身できる。どのような存在であるかについては様々な描写があり、一定しない。ただし、鼻や耳が大きく醜いものとして描かれることが多い。別格のトロールたちには2、或いは3つの頭がある。一般的なトロールについてのイメージは、巨大な体躯、かつ怪力で、深い傷を負っても体組織が再生出来、切られた腕を繋ぎ治せる。醜悪な容姿を持ち、あまり知能は高くない。凶暴、もしくは粗暴で大雑把、というものである。ノルウェーの人の中では、日常生活でふっと物が無くなった際には「トロールのいたずら」と言われる。
また、ほとんどの御土産物屋にトロールの人形が販売されており高い人気を博している。陶器製、マグネット製、紙製、キーホルダー製など実に様々なものがあり、トロールの姿も男性、女性、子供、老人、中にはヴァイキング姿、サッカー姿、サーファー姿、スキーヤー姿など実に様々なものがあり、中にはアンティークコレクションとして評価の高いものも数多く存在する。
色んな作風のトロールがいて、見てるだけでも楽しいです。
楽しい町散策が出来ました。 寄港地5箇所目モルデ フィヨルドMolde Fjord凄くいいお天気の朝7時にモルデに着きました。綺麗な町です。
こんないいお天気の日に外に出るのは今回の航海中初めてなので、朝ごはんを食べて、みんな一斉に外に出かけます。
MSCは、ユニセフとパートナーシップを結んでいます。クルーズに来たゲストから€1(約120円)づつ寄付を集めて、発展途上国や危機的な状態にある国の子供達に、栄養価の高い補助食品を配る「栄養失調救済プログラム」を実施しています。目標額は3年間で1.000万ユーロです。もちろん、航海中でなくてもMSCはユニセフへの募金を常に受け付けています。MSC&ユニセフのパートナーシュプの詳しい内容https://www.msccruises.jp/jp-jp/About-MSC/Social-Responsibility/MSC-Cruises-Unicef.aspxMSCクルーズは「社会的責任」として、全部で3つのプロジェクトを立ち上げています。https://www.msccruises.jp/jp-jp/Discover-MSC/Partnerships.幸運な事に、富んでいる国に生まれた私達が、そうでない地域で生きている人達のサポートを考えながら、仕事や生活をする事は大事ですね。お金を使う時も、そういう意識が高い会社にお金を使いたいと思っています。
モルデは、ノルウェーの中ではかなり南の方に位置しており、島の後ろ側にある山が冷たい風を遮る為、暖かな気候で暮らしやすい町だそうです。薔薇の花がたくさん咲く事でも有名で、私達が訪れた時も丁度薔薇の季節で、とても綺麗なバラ園がモルデの大聖堂の横にありました。
モルデは名前の通り、フィヨルドの中に位置する町です。町の方を見ると、静かな町、という感じです。
でも反対側の海の方を見ると、見渡す限り夏でも雪が残るフィヨルドの山脈が見えるとても景色のいい町です。
船は町の真ん中に停泊したので、ぶらぶら町をお散歩して楽しみました。私達は5~6時間の停泊だったので、行くことができませんでしたが、ここからフィヨルドの真ん中を走る電車(Rauma railway)に乗ったり、モルデの町の北の方にあるアトランティック・ロード(Atlantic Road)(ノルウェー海に面した島や岩場にずっと橋を架けてある所で、波が強い時は車で通ると海水がかかるほど絶景の道路です。)に行く地元出発のツアーなどいろんな形でフィヨルド観光や滞在を楽しめるようでした。
とても気持ちのいいお天気の中、楽しいお散歩でした。