こんにちは、にゃんこ夫婦です。今回の一時帰国は、ロンドンヒースロー発、フランクフルト経由のJAL便を利用しました。
フランクフルト発 成田行き 2019年12月
ロンドン・ヒースロー発 Japan Airlines 7821 便ドイツ・フランクフルト行き
運行は同じワンワールドのBA(ブリティッシュエアウェイズ )。飛行時間は1時間45分。
Japan Airlines 408 便 ドイツ・フランクフルト発—>東京 成田行き
機材は、ボーイング787ドリームランナーで、飛行時間は、11時間20分。
実際は、10時間50分でした。
ドリームランナー(ボーイング787)に乗る為に、、、
今回の一時帰国は、去年乗ってすっかり気に入った、ドリームランナー(ボーイング787)に乗る為に、フランクフルト経由を使いました。
まずロンドンヒースロー空港T5からBA(ブリティッシュ・エアウェイズ )で、フランクフルト空港まで向かいます。ヒースローターミナル5 は、イギリスのナショナルフラッグBAの本拠地です。
この日は、クリスマスの次の日12月26日。イギリスは、12月26日を「ボクシング・ディ」と呼びます。
昔、貴族の人達が25日クリスマスをして、26日の朝に従業員達に箱(ボックス)に入ったプレゼントやお小遣いを渡して、休暇を取らせていたのが名前の由来です。
イギリスは、25日と26日は連休で、スーパーなども休む所も多いです。キリスト教国ですので、25日だけは国中完全にお休みになります。ロンドンをはじめとした地下鉄やバス、鉄道もお休みです。移動手段は、キリスト教ではない移民の人が運転する、割増料金のタクシーだけです。私達も、仕事が休みの息子に車でヒースローまで送ってもらいました。
ヨーロッパは、1月6日までがクリスマス期間ですので、それまでツリーも飾られます。
ドラゴンパスで空港ラウンジ、プラザプレミアムラウンジを使用する
セキュリティーチェックの後、時間があったのでラウンジに行きました。銀行のブラックカード口座に、世界中のラウンジに入れるカードと旅行保険も含まれているので、それをいつも使っています。去年までは「プライオリティカード」でしたが、今は「ドラゴンパス」言うのを使っています。使用する際の内容は、プライオリティカードとほぼ同じです。
このカードで入れるラウンジは、ターミナル5内で3カ所ありましたが、今回は「プラザ プレミアム ラウンジ」を利用しました。
ここは1人£40(約5700円)払うと、誰でも2時間使えるラウンジのようでした。
サンドウィッチ、サラダ、パン、マフィン、ビスケットなどがあり、ホットミール(温かい食事)は、イギリスのクリスマスディナーのローストターキーと付け合わせのオーブンで焼いた野菜やポテト、スタッフィングなどがありました。
ロンドン・ヒースロー空港からエアバスA 379に搭乗
午後15:10発のBAの便でした。ヒースローでは珍しい「沖止め」(空港の搭乗口からではなくて、外に停めてある飛行機の前までバスで行って乗る事)でした。
ボーディングポートからバスで飛行機の前まで行って、階段を登って機内に入りました。30年来ヒースローを利用していますが、ここの沖止めは初めてかもしれないなぁ、と思いました。
今日の機材は、エアバスA 379です。ロールスロイス製の、大きなエンジンの横から階段を登って機内に入ります。
座席は左右3席ずつです。
BAのヨーロッパ大陸行きの路線は、日本で言うと国内線のLCCのような感覚なので、飲食の機内サービスは付いていません。イギリスのアッパーミドルクラス用のスーパー「マークス アンド スペンサー」のサンドウィッチやスナック、飲みのものが機内販売されています。
ロンドンの人気タパスバーや、ビストロパブ(ちょっと洒落た美味しいメニューがあるパブの事)のシェフとのコラボメニューもありました。
機内は満席です。キャプテンのアナウンスでは、フランクフルトまでの飛空時間は1時間6分とのこと、かなり速いです。
JALのサクラ・ラウンジを初体験する
午後6時にフランクフルトに到着。まだ日本行きのチェックインとボーディングパスを持っていなかったので、トランジットのデスクはどこかな?と探していたら、通路沿いにJALのサクラ・ラウンジがありました。
中に入って「トランジット・デスクはどこですか?」と英語で聞くと、カウンターの女性が流暢な日本語で「ここでご案内できます。」と答えてくれました。あぁ、助かった!ドイツ人のお姉さんなのに、とても上手な接客日本語!素晴らしい。
ここの中は、日本語が通じるし、トイレにウォッシュレットが付いていたりして、既に日本のようです。
各種飲み物類、ロゼのスパークリングワインもあります。
食事からスナック、ケーキまで揃っています。ヒースローのラウンジより内容が良いなぁ。
ドイツ風鹿肉の煮込みや、野菜のパイ皮包み、スープなど。
スープの横にお味噌も!
ロールサンド、サラダ、ゴールドミート、チーズ、フルーツなどもあります。
ここのサクラ・ラウンジでは、フランクフルトにあるラーメン屋さん「muku無垢」の特製賄いチキンカレーを食べることができます。
ここはやっぱり、カレーが食べたいですよね!
美味しくて、お代わりしてしまいました。☺️
ビジネスクラスへアップグレード!!!ありがとう。。。JALさん!
カレーを食べながらボーディングパスを見ていたら、あれ?このボーディングパス「ビジネスクラス」って書いてあるなぁ……。私達が購入したのはプレミアムエコノミーの筈なんだけど……?えっ?もしかして幸運のアップグレード!?(*☻-☻*)
ドキドキ……果たして結果は如何?!
搭乗時間になり機内に入ったら、2人ともビジネスクラスへのアップグレードでした。🙌この機材は、ファーストクラスがないので、子供とサポートの必要な人が乗り込んだ後、最初に搭乗出来ました。
ボーイング 787-9の素晴らしい点
ボーイング 787-9は、本来はとても空気が乾いているはずの機内に、湿度を保つ最新の技術が施されているという事です。実際乗ってみると、呼吸や鼻の中、皮膚などがずいぶん楽です。天井も高く、頭上の手荷物入れも大きめです。
私達が乗ったのは、787のE-71型JAL sky suite 787でした。席の配置は2−2−2で、両脇の席は座席がずらして置かれているので、どの席からも通路に直接出ることができます。私達が座った真ん中の席は、2席並んで置かれていて、真ん中のパーテーションに窓がついていて、締めて個室のようにもできるようになっています。
アメニティが、日本のセレクトショップ「Beams」のオリジナルポーチに入っていました。モイスチャーマスク、歯磨きセット、アイマスク、耳栓、ポケットティシュとメンタームリップクリームです。
まずコートやジャケットを脱いで、席にあったハンガーに掛けていたら、CAさんが「クローゼットにお預かりします。」と預かってくれました。
離陸前に、オレンジジュースやシャンペンをいただきます。
モニターも大きいし、座席の幅も広く、長さも長いです。早速靴を脱いで、備え付けのスリッパに履き替えました。にゃんこ妻身長160cmですが、座席をアップライトポジション(離着陸時用の状態)だと、足がフットレストに届きません!広い!
ヘッドフォンは、ノイズキャンセリング・ヘッドフォンなので、機内の騒音がかなり聞こえなくなって楽です。
JALビジネスクラスでの食事の様子
飛行機が離陸して、シートベルト着用サインが消えた時点で、お楽しみの食事の時間です。
まず、CAさんが食事とドリンクの注文を聞きに来てくれます。食事はにゃんこ夫は洋食、にゃんこ妻は和食を注文しました。
洋食メニュー
まずスタートは、和洋とも同じ、カリフラワーパンナコッタ トリュフオイルと鴨のスモーク、キノコのマリネを食べながら、飲み物を頂きます。
《洋食》
スターター
メインは、ビーフです。蓮根とエンリギが入っていて、食感が楽しい感じでした。
デザートとコーヒー
和食メニュー
《和食》一膳目
ヨーロッパで手に入る材料で作られた、本格的な日本食です。1つづつ楽しんでいただきました。
二膳目
トマトが入ったぶり大根が、新鮮な感じで美味しかったです。ご飯も、機内で炊いたものが出て来ました。美味しかったです!
お腹一杯でしたが、美味しく頂いたデザートの抹茶ムースと緑茶。
和洋両方共、とてもご馳走でした。海外で活躍中の、日本人一流シェフが監修しているコースです。
料理が美味しいので、ついつい飲み物の方も進んでしまいました。わぁ、飲んでみたいなぁ、と思わせるお酒のラインナップです。普段は飛行機の中では、あんまり食べない方なのですが、今回は沢山頂いてしまいました。☺️私達は、ワンワールドのマイレージを貯めているので、日本に行くのは時々BAも使いますが、機内食はどのクラスでもJALの方が美味しいと思います。
このメインの食事以後は、特別食事の時間を設けず、着陸の1時間半前までならいつでもメニューから注文出来るとのこと。麺類やサラダ類、しっかりした丼物、朝ごはん風の和定食まで色んなものがありました。
座席をベッドポジションにする
メインの食事を済ませてお腹一杯になったあとは、いよいよ座席をベッドポジションにして、おやすみなさいの用意に入ります。フルフラットで飛行機に乗るのは、うまれてはじめての経験です!
座席をベッドとして使用するときは、シートの上にエアウィーヴマットレス(頭上の手荷物棚に入っていました。)をひいて、クッション兼枕を置いて使います。
にゃんこ夫は身長が189cmと高いので、足をまっすぐ伸ばせるか不安でしたが、かろうじて足を伸ばすことが出来て、楽に眠りに入ることができました。
JAL特製のジュース、スカイタイムを注文
4時間後、目が覚めたので、スカイタイムというJAL特製のジュースを持ってきてもらいました。キウィが入っているそうで、とても綺麗な薄緑色です。
到着予定時間まであと約4時間。日本時間では、午前11時なので、後の時間は時差対策で日本の時間に合わせて、起きていることにしました。
JALのCAさん達の行き届いたサービスを経験する
機内販売のカタログから数点注文したら、そのうちの一品が残念ながら売り切れていました。すると、CAのチーフの方がわざわざ欠品のお詫びに来てくれました。乗客の情報を常にアップデートして、共有するシステムができているんだなぁと感心しました。やっぱりCAさんは日本の航空会社の人の方が、人当たりが優しくて良いですね!ヨーロッパのシャキシャキお姉さんに慣れているので、今回も実感いたしました。(笑)
JAL特製九州じゃんがらヘルシーラーメン
最後に野菜だけで作った麺、JAL特製九州じゃんがらヘルシーラーメンを頼みました。美味しかったです。麺の上に乗っている丸いものは、焼き目の付いた湯葉です。これだと宗教上の理由で、豚肉などを食べられない人にも良いですね。
座席に余裕があり、足も上げた状態で機内で過ごせたので、体が随分楽で、成田に着いた時も、元気に外に出られました。特に脚の浮腫みが全然違います!靴がスッと履けました。お陰さまで、大満足の快適な空の旅を楽しむことができました。こんな快適な旅を知ってしまうと、次もビジネスで飛びたくなりますね!ありがとうございました!
無事成田空港に到着しました。
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