こんにちは、にゃんこ夫婦です。
スペイン マラガ コスタ デル ソル 4泊ショートホリデー 4日目 その1に続いています。
スペインで1番美しい白い村フリヒリアナに向けて出発
5時頃に見学を終えて、また車で走ります。グラナダから1時間ぐらいのマラガ寄りの村フリヒリアナに向かいます。グラナダ→フリヒリアナまでは、また山間の広大な風景の中を走ります。
スペインの人は、スピードを出しますね!みんなビュンビュン追い越していきます。ゆっくり走っているのは、きっとレンタカーの観光客でしょう。(笑)
スペインで1番美しい白い村フリ匕アナ
フリヒリアナは「スペインで1番綺麗な街」というのに選ばれた事がある、アンダルシアの白い村の1つです。標高320mの所にある、3000人ぐらいの人が暮らす村です。岩の切り立った山の上にあるために、街の中の道がとても狭く、ホテルの前の道も午前11時から午後2時までは観光客が多い為に侵入禁止になっているそうです。
村の中はこんな感じでした。
村の中心街の道は、全て石畳です。壁は真っ白、屋根はテラコッタのオレンジ色です。
フリヒリアの宿泊はMiller’s de Frigilianaがおすすめ
今夜のホテルは、村の中心にあるミニホテル「Miller’s de Frigiliana」です。
フリヒリアナは、小さな村なので大資本のホテルは無く、個人経営の小さなホテルがメインです。ここはオープンして1年ちょっとですが、なかなかホテルサイトの口コミが良かったのでここを選びました。3人なので2寝室の部屋を予約しました。ホテルズドットコムで予約した一泊料金は、135ポンド(約2万円)でした。
村の中心にあるホテルの前に、どうして行くのかグーグルマップでも解りずらかったので、まず下のパーキングに車を止めて、徒歩でホテルまで行ってみました。その道は歩道だったのですが、凄い上り坂の階段でした。
道は素敵なのですが、日頃の運動不足がたたってひーひーいいながら登りました。岩場に家が建っているので、坂道、階段の角度が急でした。
ホテルにチェックインして道を教わり、なれない石畳のとても細い道を観光客に注意しながら、ゆっくりゆっくり運転してのぼっていきました。やっとのことで無事荷物を降ろして、車も駐車場に入れる事が出来ました。駐車料金は一泊5ユーロでした。
ホテル一階の様子
このホテルは、6つのお部屋があるミニホテルです。イングランド出身のオーナー夫婦が経営しています。奥さんのお父様は、ロンドンでもホテルを経営していたそうです。
入り口近くにあるラウンジです。可愛いニャンコが2匹いました。
ラウンジのソファーでスヤスヤお昼寝中でした。
薪ストーブがある居心地の良さそうなラウンジです。
白い壁とオークの家具の間に、グリーンがアクセントになっています。
建物の真ん中に中庭があって、タイル貼りのパティオになっています。
パティオにもお花や緑が沢山あって素敵でした。朝ごはんも、一年中殆どここで食べる事が出来るそうです。
私達が宿泊したお部屋の様子
私達が宿泊したお部屋は、このホテルでは大きめの2寝室ルームです。
メインベッドルームです。ダブルベッドより大きめのクィーンサイズのベッドでした。ベッドヘッドは、カーテンレールを付けてクッションを通してあり、もたれても良いようになっています。これは良いアイディアですね。
部屋にある窓は中庭に面しています。
小さめのダブルベッドルームです。
寝室2つの真ん中にバスルームがあります。
ベッドルームの外にソファーがあって、リビングのスペースがあります。
リビングには、電子レンジがある簡単なキッチンもありました。ここは、1週間ぐらい滞在してゆっくり出来そうな場所ですね!次は是非。
リビング側は、街の通りに面しています。
フリヒリアナの地元レストランで晩ごはん
荷物を置いて、サッパリシャワーを浴びたら、もう7時前だったので夕ご飯に出掛ける事にしました。
明日はロンドン行きの飛行機に乗る日ですが、午後1時頃にここを出ればいいので、街の詳しい散策は明日にして、ホテルの近くにあるレストランで食べることにしました。
街の真ん中のある教会の前に広場があります。その広場の横にあるレストランにしました。一応、お店の中にも席がありますが、みんな広場に置いてあるテーブルの席で座っています。
ウェイターは、渋いおじさま達でみんないい感じです。メニューを持って来てくれたおじさんが「今日のお魚は、鮭、黒マグロ、スズキ、タイ、イカ。」と言いにくそうでしたが、英語で教えてくれました。注文を取るのは、1人だけいる英語の堪能なおじさんの役目です。
赤ワイン、冷たい水を頂きながら焼きたてのパンを食べていたら、来ました。
スターターがわりのサラダとカラマリフリッター!
サラダは、フルーツ、ツナ、エビ、イカなどが入った豪華版でした。1番上にバラの花が乗っていて楽しい盛り付けです。こちらで食べたスペインのトマトは、全部美味しかったです。やっぱりお日様を沢山浴びて育ったものは味が良いです。
そして帰る前にもう一回食べておきたかったのが、イカのフリットです。英国人はあんまりイカが好きでは無いので、家に帰ってしまうと美味しいイカになかなか有り付けません。こちらで食べたイカはもちもち、衣は凄く薄くてサクッとした歯ざわりで、本当に美味しかったです!これを食べる為だけでも、また来たいです。
メイン一皿目は、イベリコポークのグリル、生トマトとガーリック添え。お肉に強めの塩味が付いていて、一緒にトマトとガーリックを添えて食べると丁度いい感じでした。イベリコポークが全く豚肉の臭みがなく美味しくて、これ本当に豚肉?と思ったぐらいでした。ガーリックオイルでお肉を焼いただけですが、材料が良ければ調理はシンプルな方が良い、という言葉そのままの一皿でした。付け合わせのジャガイモは、丸ごとをオーブンで焼いた物にクリームチーズが添えてありました。
黒マグロのグリル、エビとガーリック添え。せっかくだから、という事で地元の港に上がった黒マグロにしてみました。グリルで焼き目を付けて、ミディアムレアに焼いてある黒マグロに、塩がキツめのエビのアリオリ(ガーリックオイル煮)が乗っています。これも、臭みの全くないシットリとした美味しいマグロでした。切りながらエビと一緒に頂きました。ヨーロッパでは、1番質の良いニンニク、と言うと必ずスペイン産です。スペイン産のガーリックは大粒で、火を通すとまろやかな風味になって、ネットリとした食感になり、いかにも元気!になりそうな感じです。
ビーフストロガノフ。ご飯が食べたい、とゆう理由で息子が注文したメニューです。ストロガノフは、大量にパプリカというスパイスを使いますが、このパプリカは、スペインの特産品の1つです。大きなパプリカ種の赤いピーマンを、乾かして粉にしたのがパプリカです。その為に、真っ赤な色ですが辛味はありません。スーパーでも生のパプリカを見かけましたが、普通のサイズの2倍の大きさがあるものでした。
スターターだけで3人共かなりお腹が膨れていましたが、全部美味しく食べました。デザートは、残念ながらお腹に入る隙間がなくなってしまいました。地元のデザートを食べて見たかったのですが、また次の機会にしましょう。
サービスをしてくれたおじさま達も、みんな気さくでいい人ばかりで、頼んだお皿もみんな美味しかったです。大満足のディナーでした。ご馳走さまでした!
食べている間に、すっかり暗くなりました。前の教会がライトアップされて綺麗です。教会の鐘が30分毎になって、村の人達に時間を告げていました。この鐘は、真夜中は鳴らなかったです。
綺麗な村をブラブラ歩いて帰ります。
夜のパトロール中のニャンコに会いました。スペインは、街ニャンコがたくさんいます。
「オラ!」とスペイン語で挨拶をしたらこっちを見てくれました。
今日は盛りだくさんの日でした。よく眠れそうです。おやすみなさい。
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