なぜクルーズ旅行はホリデーとして一番おすすめか 1

クルーズおすすめ

初めてクルーズ船に乗ったのは2012年11月始めで、客船の名前はイタリアの会社MSC(メデトレーニアン・シッピング・カンパニー)の中型船ムジカでした。乗員、乗客合わせて約3500人乗りのこの船は、全長293m、幅32m。

MSCの船は白と紺色の落ち着いたカラーリングで、外側もスッキリしたデザインでスマート。

中にあるレストランは、有料の日本食レストラン1つを入れて5箇所、バーやカフェが10箇所という規模で、スポーツジム、エステ、美容室、鍼灸院、病院、ショッピングセンター、カジノ、ディスコ、子供用クラブやプール、ミニゴルフ場、テニスコート、劇場などまるで一つの街のよう。

ムジカとはイタリア語で「ミュージック」の意味で、名づけ親はイタリアを代表する大女優ソフィア・ローレンだとか。

メインダイニングでのディナーは、7時頃からと9時頃スタートの二部制で、乗船している期間ずっと同じ席に座わり、同じメンバーで食事をし、同じスタッフにサービスしてもらうことになる。はじめての私達は、取り敢えず予約の時に英語を喋る人達の席をリクエスト。私達を含めて3組の夫婦と1人の年配の夫人の7人テーブルだった。

私達以外は全員英国人で、みんな何回もクルーズには参加した事がある人達で、今迄のクルーズの話やお勧めの航路、寄港地の情報など色々教えてもらった。1人で参加の年配のレディーは、今は亡くなってしまったご主人と初めてクルーズに参加して以来、ずっと他のクルーズに浮気をせず、MSCに乗っておりMSCのブラックカードメンバーとの事。

MSCのクルーズに参加すると、MSCボャジャーズクラブの会員になりカードが送られて来る。カードは4段階あって、下から順番にクラシック→シルバー→ゴールド→ブラックの順番になる。

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彼女の話では、まず彼女には専用の予約スタッフがいて、クルーズの予約はいつも予約係か次のクルーズこれはどうですか?と電話が来るそうで、日にちを確認すると後の細かい手続きは彼女が全部やってくれるそう。

値段もブラックの人は特別価格らしい。
出発当日もタクシーが家の前まで迎えに来て空港まで連れて行ってくれるし、飛行機を降りるとスタッフが案内して船までのバスに案内、荷物は全て家の前から船のキャビンまでスタッフが運んでくれるので、自分はハンドバックを持って飛行機やバスに乗るだけ。

キャビンに着くとテーブルの上に、キャプテンからのウエルカムカードとともにチョコレート掛けの苺とシャパンボトル。出航の時にはキャプテン主催のブラックメンバーだけのカクテルパーティ、乗っている間に一回キャプテンと一緒のテーブルで特別室でのディナー、毎日専任の執事が部屋に来て不便や希望がないかお伺い、寄港地に着いたら一番先に外に出られるファーストトラック、もしクルーズ中、誕生日だったらケーキでお祝い等…。まさにVIP待遇。

それから彼女が話していた事で印象的だったのは、もし寄港地での出航時間にブラックメンバーが戻っていないと、船は出航せずに戻って来るのを待っているらしい!

クルーズで寄港地観光に出かけて一番大事な事は、何があっても出航時間までに戻らなければいけない事、もし遅れたら次の寄港地まで自力で向かわなければいけない、と言うのがあるのですがブラックメンバーにはその心配が無い、と言うことでした。

彼女の話を聞いて私達もいつかはブラックメンバーで乗船したいなぁ、と思っています。

元気で生活している間に何度となく行くホリデー、滞在型の1箇所でゆっくりするものや、自分で地図を見ながら歩き回る観光旅行も良いけれど、ホリデーから帰る時にグッタリ疲れて次の日からの仕事に差し支える旅行より、やっぱり英気を養って、また明日からがんばろ~!またお金を貯めて来るぞ~と思えるホリデーの方が良いなぁ、それだとクルーズって最高!?と思う今日この頃です。

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