こんにちは、にゃんこ夫婦です。ボホール島に3泊の旅行に行った時に、1日ボホール観光に行きました。
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ボホール島(Bohol Island)は、セブ島からフェリーに乗ってたったの2時間で行くことのできる、フィリピン国内で10番目に大きな島です。綺麗な海はもちろん、「チョコレート・ヒル」と呼ばれる丘や、「ターシャ」という世界最小のメガネザルの生息地としてとても有名です。
ホール1日ツアーに出発です!
朝9時にホテルを出発、ホテルに夕方4〜5時着。
ホテルの車を使った、私達2人だけのプライベートツアーです。チェックインをした時にフロントディスクでツアーの事を聞いて、申し込みました。日によっては、フェリー港までの送迎の予約があってツアーが出来ない日もあるそうです。
費用は4人までで、ワゴン車一台5000ペソ(約10600円、79ポンド)。この値段は、単純にワゴン車一台の貸し切りの値段です。訪問先の入場料は含まれていません。
ドライバーは、63歳ベテランのイミッドさん。彼はここボホールのアグダの生まれで、40年間セブでタクシーやジブニーの運転をしてきました。2〜3年前に両親のことがあり、ボホールに戻って来ました。娘さんがホテルのハウスキーピングをしている事もあって、ここのホテルの運転手をする事になったそうです。「ここはセブみたいに渋滞になる事がないし、車も少ないから運転がしやすいよ。」と言っていました。なかなかおしゃれなおじさんです。
Bamboo Factory
車窓から。この辺に生えている竹を使った家具を作っている所です。雨にも強いので、ベランダなどの外に置いておくのにもピッタリです。
Rice field 米畑
赤道近くのフィリピンは、お米を何と年間3回も収穫出来るそうです。ちゃんと水を引き入れた水田方式でした。田んぼの水が完全に無くなる前に刈入れ、みたいな感じで少し柔らかい田んぼで刈り取り作業が行われていました。
刈り入れ中の所。
田植え後、大きくなって穂が出て来ている所。
田植えが終わったばかりの田んぼ。
色んな成長段階の米田が、同じ島のあちこちに存在しています。年に一回しか収穫ができない日本から見ると、とても不思議な光景です。マクドナルドやKFCでも、ご飯の付いたメニューが主力商品のフィリピン。年に3回収穫出来るのは、主食の安定した供給の為にも大事なんだろうなぁ、と感じました。
セブのKFCで食べたチキン、ガーリックライス、コーンとコールスローのセットメニューです。お店で見ていると、約80%ぐらいの人はご飯メニューを頼んでいます。
この辺りは夜になると、たくさんのホタルが出てきて美しいそうです。湖もありました。田んぼに引いて農業にも使っています。
小さなダムもありましたが、雨が少ないので今は干上がっていました。
世界最小のメガネザル「ターシャ」Tarsier Conservation Area(ターシャ保護区)
入場料1人100ペソ。
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ボホールには世界最小のメガネザル、ターシャが生息しています。生息数が減っているので、保護されています。体重は120g、体長8〜15cmと手乗りサイズ。顔の半分はあろうかという程の、大きな目が印象的な夜行性の動物です。きょとんとした顔が愛らしく、とっても人気者です。カメラを向けるときは、フラッシュ、大きな声で喋る、近づきすぎるのは禁止、と言う事でした。頭の上、2.5m上の方の木の枝にしがみ付いています。葉っぱなどの下の影になった部分が好きなようです。とてもストレスに弱くて、ストレスが溜まりすぎると自殺をする子もいるとか…。
ターシャの写真は一番望遠で撮っているので、ピントが甘いです。
手と足の指が特徴的です。尻尾は身体の長さの倍ぐらいあって、ネズミの様な毛の生えていない尻尾でした。
みんな静かに、そっと近づいて見学しました。
スターウォーズに出てくるフォースの師匠ヨーダは、ターシャがモデルになっているのかなぁ、なんて思いました。
チョコレート・ヒル
チョコレート・ヒルは島のちょうど真ん中あたりにあり、高さ30m~40m程の円錐型の丘が約1000個も連なる幻想的な光景が広がっています。4~6月の乾季には、緑の丘が枯れて茶色になり、見た目がチョコレートみたいなので、この様な呼び名がついたそうです。貝殻が多く出土していて、大昔は海底だったと言われていますが、いまだに形成時期や理由はまだはっきりと分かっていないそうです。
チョコレートヒルの入り口で、係の人に100ペソ払いました。その時にレシートのような紙切れをくれますので、それを取っておいて下さい。
チョコレートヒルの真ん中にある展望台の麓まで車で行く事が出来ますが、そこからは200段以上の階段が待っています。車は上で駐車する事ができないので、お客さんを下ろした後、一度下まで降りていきます。
階段の途中に何箇所か休憩所もありますので、景色を見ながらゆっくり上がって下さい。
展望台一番上からの眺めです。
椰子やバナナなどの生い茂る亜熱帯地域の森ですので、森といっても全然違う景色です。
駐車場に戻って来たら、駐車スペースにいるスタッフの人にレシートを見せて下さい。車を電話で上まで呼んでくれます。レシートの後ろに私達の運転手さんの名前が書いてありました。
ボホールのお土産に「カラマイ」というココナッツと、もち米そしてブラウンシュガーを練って、ココナッツの殻やプラスチックの容器に入れたお菓子があります。甘くて美味しいです。
私達は、運転手さんオススメの場所で購入できました。3個で100ペソでした。
運転手さんが、ある村の市場の真ん中にある駐車場に車を止めて「カラマーイ」と大きな声で言うと、カラマイを持ったお兄ちゃんが車の所まで走って持ってきてくれました。運転手さんがいくらだ?と聞いて3個で100ペソと言われたら、この値段だったらOKだったようで、私達が後ろの席から100ペソ渡して購入完了でした。(笑)
イミッドいわく、カラマイだったらどれでも良いという訳ではなくて、この村製のものでなきゃ!と言うボホールの人のこだわりがあるらしいです。
地元の人はこれをパンにぬったりして食するそうですが、にゃんこ夫婦夫のおすすめはブラックコーヒーと一緒にそのまま食べることです。いけますよ^_^
凄くモチモチで、スプーンですくうとビヨーンと伸びるので、スプーンをクルクル回してスプーンの絡めとって食べました。味は、黒砂糖味のお餅みたいな感じで、日本人にも違和感のない味でした。
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