スペイン・マヨルカ島3泊だけ滞在 2024年7月

boat parked near island スペイン

ヨーロッパ最大旅行会社Tuiのアプリで予約

出発1週間前になると値段が割引になるのを使って、スペインのマヨルカ島3泊の小旅行に出掛ける事になりました。

マヨルカは1年のうち300日は青空が見える、という英国在住の私たちには天国のようなところです。

日差しは強いのですが、海風が吹くので気持ちよく日光浴が出来ます。

今回は⭐️3ホテルの、オールインクルーシブ(全て込み)のプランです。値段は往復の飛行機のチケット、ホテルまでのバス送迎、ホテルの部屋、食事と飲み物全て込みで2人で£500ちょっと(約10万と少し)というバーゲン商品です。⭐️3なのでどうかな?と思いましたが、今年は毎日寒さを感じる程の冷夏で暖かい所に行きたいし、3泊だけなので行ってみる事にしました。時期が夏休みが本格的に始まる直前の平日(火曜日から金曜日)という事で安かったのだと思います。

バーミンガムエアポートから出発

当日火曜日の朝、5:30amに予約していたウーバーのキャブで地元空港バーミンガムエアポートに向かいます。

飛行機のチェックインは既にアプリで終わっているので、到着すぐにTuiの機械で預け入れ荷物のタッグを自分で付けカウンターに持って行って、荷物は終わり。そのままセキュリティチェックエリアに向かいます。バーミンガム空港は只今拡大改装中。最近最新式の手荷物チェックシステムを入れたので、トレーに靴を含む全ての物を入れて通すだけです。 バッグからラップトップや液体の袋などを外に出さなくて良いので、とても早いです。

人も多くなかったので、全てを15分ぐらいで通過して、出国エリアに出ました。免税店エリアを通って、予約しているラウンジに向かいます。

ラウンジで一服

バーミンガムには入場出来るラウンジが3つありますが、今回は「No1 Lounges」を利用。ドラゴンパスを持っているのでラウンジ使用は無料ですが、予約に£5かかります。空港内で飲み物と軽食を買うと軽く£20はかかるので、これはしょうが無いかなと思います。でもこの予約は混雑している空港のみ必要で、普通の空港は予約なしでラウンジに入れます。

ドラゴンパスは中国資本の会社で、イギリスにもオフィスがあるVipサービス会社です。内容はプライオリティーカードとほぼ同じです。使えるラウンジの数の数は今のところ世界一だそうです。私達は、銀行のカードにドラゴンパス無制限の使用権を付けて使っています。

LCCのフライトはいつも搭乗直前までゲートが決まらないので、ラウンドジ内のモニターを時々見に行きながら過ごします。出発の1時間ぐらいにモニターに案内が出たのでゲートに向かいます。

今日の機材は、ボーイング787です

日本のテクノロジーが沢山入っている、私の一番お気に入りの機材です。Tuiもドリームランナー持ってたんだ、と思いました。いつもTuiに乗る時は、ボーイング737やエアバス320などの横列3-3の2列並びの小さな機材が多かったですが、さすがマヨルカ島行きは大型機が飛んでいます。それがほぼ満席でした。

このドリームランナーの空間が大きい天上部分が好きです。機内の空気もかなり湿度があって楽です。

Tuiの機材では珍しくモニターがありました。機内エンターテイメントシステムで楽しめるようになっています。👍

プッシュバック9:04

離陸🛫9:15

到着🛬12:19(時差+1)

飛行時間2時間4分

上空に上がった後、いつものように機内飲食の販売、機内免罪品の販売があり、その後着陸40分ぐらい前に着陸の用意が始まります。2時間なのであっという間です。

マヨルカ島に到着

マヨルカ島は、バルセロナの向かい側で、間に地中海があります。

飛行機から出た途端、ムワッとした空気と共に肌に暖かさを感じます。ああ、暑い所に来た!と嬉しくなりました。(そう感じるくらいイギリスの夏は寒いのです。)

マヨルカ島は、ヨーロッパ人達の大人気ホリデー地です。冬寒くなる地域が多いヨーロッパの人達は、夏になるとお日様を求めて旅に出ます。年間300日晴天になるマヨルカ島は、典型的な地中海性気候で暑くても32℃ぐらいで、空気が乾燥しているので日陰に入れば涼しいというホリデーにピッタリの場所なのです。

島では沢山のオリーブの木が育てられているので、オリーブの実の塩漬けとオリーブオイルも特産品です。葡萄も良く出来るので、葡萄畑とワイン蒸溜所もあります。その他野菜、果物も沢山育てているので、美味しい物が沢山あります。

マヨルカ島の空港 パルマ デ マヨルカ空港

マヨルカ島のパルマ空港は大きな空港です。ヨーロッパ各地からドンドン飛行機が飛んできて沢山の人を下ろし、また帰る人達を乗せて飛んでいきます。行ったのが7月の中旬だったので、家族連れが凄く多かったです。入国後の荷物受け取りのレーンも、何と15番ぐらいまでありました。入り口から見ると遥か向こうまであります。こんなに大きな荷物受け取り場は初めて見たのでビックリしました。

島の中は電車が通っていないので、空港からホテルなどに移動するのはタクシーかバスになります。個人旅行の人はレンタカーを借りる事が多いようです。スペインは何処でも道路がちゃんと整備されているので、レンタカーで走るのも快適です。

外のバス乗り場も大きく、沢山の出迎えバスがずらっと並んでいました。Tuiのスタッフが沢山いるので、聞いてバスに乗り込みました。同じ地域のホテル4〜5件ぐらいを回ってお客さんを下すようです。

パルマの空港がある地域から中心部の道路を走って約1時間。反対側の海沿いにあるAlcudiaアルクーディアというリゾートエリアの街に来ました。

今回のホテル 「Tui Suneo Lagomonte 」です

アルクーディアは、40年くらい前にはゴミ処理場しか無かった場所でした。そこを大開発して、リゾートの為に造られた街です。海岸、ホテル、アパテル(アパートメントホテル)、別荘、ショッピングセンター、レストラン、スーパー、バー等休暇中に必要なものが全て揃っています。

イギリス人の人達が沢山住んでいる別荘地域もあるそうで、そこにはフィッシュ&チップス屋さんやスーパーに紅茶やベイクドビーンズの缶詰が売ってるとか。スペインのマラガにもイギリス村がありますが、皆んな寒いイギリスから脱出して太陽が暖かい所で住みたくなるのね、と納得したりします。

ホテルの向かい側に小さな池(ホテルの案内には湖となっていましたが)があって、その池の真ん中に小さな島があるのですが、そこもホテルの敷地内なので橋を渡って行く事が出来ます。島の中にプールとスナックバーがあってそこでも日光浴をしながら過ごせるようになっています。

子供用のプールがないこの小島は、静かで私達お気に入り日光浴場でした。

見てくださいこの綺麗な青空❣️

この島の周りの遊歩道、好きで朝夕歩いていました。ベンチが沢山あって嬉しかったです。

ホテルの裏は山なので、立て込んでなくて良かったです。

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Tui Suneo Lagomonteのお部屋

ホテルの部屋はとてもシンプルです。今回の部屋は、ツインベッドのプールの見えるベランダ付きという部屋です。バスルームはシャワーのみですが、全く寒くないし、汗やプールなどで何度もシャワーを使うのでこれで充分だと思いました。アメニティは、シャワーの所にボディソープ&シャンプーが一本、洗面所にハンドソープでした。タオルはバスタオル、フェイスタオル、バスマットは毎日掃除の時に交換、プール用の大型タオルは滞在中一枚ずつという感じでした。ダブルサイズのソファーがありますが、子供が一緒に泊まる時はこれをベッドにする様です。

私達のお部屋は一階だったので、ベランダから遠くが見えるという感じではなかったですが、ベランダが上階の部屋より大きめでパティオ風になっていたので、水着を干したり出来ましたし、椅子とテーブルもあるのでバーでビールを貰ってきて夜などに飲むなんて事も出来ました。

チェックイン15時、チェックアウト12時に一応なっていますが、Tuiのシステムは各国から飛行機で到着した順番にバスに乗りホテルに到着するので、その時間がチェックイン、飛行場に行くバスの時間がチェックアウトになります。帰りのフライトが夕方や夜の人達は、12時に部屋を出てトランクはトランク部屋に入れてバスの時間までホテルで過ごします。その間の飲食も従来通り可能で、中にはギリギリまでプールに入っている人も…。

とにかく一日中、ホテル前にバスが停まって人の出入りがありますが、その分そのバスで来た人だけがチェックインなのでフロントのラッシュがなくて良かったです。

フロントディスク横にあるラウンジも広いです。横にドリンクバーもあるので、ここでゆっくりしている人もいました。

Tui Suneo Lagomonteの食べ物と飲み物

基本食べ放題、飲み放題です。⭐️3のホテルですから、凄くご馳走や高級食材がある訳ではありませんが、普段の食事としてはご馳走感があるメニューもあり、思ったより良かったです。ちゃんとスペイン風の食べ物もありましたし、1番多いイギリス人向けのチップス(フライドポテト)やビーフバーガー、ピザなどは常にありました。鉄板で焼きたてのお肉とお魚が日替わりであって、いつも列が出来ていて人気でした。やっぱり焼き立ては美味しい!

シーフードパエリアや地元野菜のグリル(ナス、ズッキーニ、トマトなど)、そして地元のオリーブ漬けやスペインの生ハムも美味しくて沢山食べました。

レストランは、朝昼夜ご飯の時間中2:30〜3時間オープンします。その他の時間は2カ所のプールの横にスナックとドリンク、アルコールをもらえる場所があって夕方5:30までオープン。夕方6時から夜12時までレストラン横のバーでアルコール類と幾つかのカクテルがもらえました。

飲み物は、コーヒー、紅茶とハーブティー、炭酸系はコーラ、ファンタ、スプライト、トニックウォーターなど、後フルーツ風味のジュースと水。お酒類は、ビール、赤白ロゼワイン、サンブリアが飲み放題でありました。アルコール以外のものは24時間いつでもドリンクバーから取って来れます。水も冷たいのが出てくるので、マイボトルに入れて持ち歩いていました。アルコールは、朝8時から夜の12時まで提供でした。朝ご飯の時に、嬉しそうにビールを飲んでるお父さん達も🍻。

地元で採れた、マンゴーやパイナップル、メロン、スイカが完熟で凄く美味しかったです。

地中海で海水浴

地元の海岸へは、ホテルの無料シャトルバスで5分ぐらいで行く事が出来ます。私達は海水浴はしませんでしたが、海を見に行ってきました。

沢山人が来ていましたが、日本の海水浴場よりはぜんぜん空いています。ここで1日過ごす人も多いようです。遠浅の白砂の海岸で、子供でも安心です。

Tuiの現地観光ツアー

観光ツアーは、現地に来る前にアプリから内容を見て申し込む事も出来ますし、ホテル内のTuiカウンターにいるスタッフに色々聞いて申し込む事も出来ます。ツアーギリギリ前でも定員になっていなかったら手配してくれますので参加出来ます。カウンターでカードの支払いすると直ぐにメールで参加の証明書をくれますので、その画面を当日ツアーの添乗員に見せて参加します。

今回はアルクーディアの旧市街などを二階建てバスで観光するコースに参加しました。アルクーディアの旧市街は、リゾート地域から車で10分ぐらい離れていてローマ時代の城壁や遺跡が残っています。さすがこの地域は歴史が古いです。

イギリス式の二階建てバスに乗って旧市街を車窓から見学して周るツアーです。

地元の街を通りながらの見学でした。少し地元の感じが分かりました。楽しかったです。

帰りの飛行機✈️

朝6時頃に起きてチェックアウトの用意をします。早朝出発なので朝ごはんは空港で、という感じです。バスが迎えに来てくれて、予定通り1時間くらいで空港に到着。

朝の8時過ぎ、Tuiのカウンターの遥か向こうからすごく長ーい列です。何事なの?!と聞いてみたら、空港全体のコンピュータシステムがダウンしているとのこと、、、。早く再開してほしい!と思いながらなんと4時間近く列に待つことになりました。

この日、Microsoftのセキュリティーシステムが不調を起こして、主に世界中の空港のシステムに影響がありました。ドイツの空港では全便欠航になったり、日本の空港でも影響が出たようです。私の横にいた人はスコットランドに帰る予定でしたが、飛行機が欠航になった!とアプリをみてビックリしていました。

私達がオンラインチェックインをしていたリストが全く使えなくなり、スタッフが総出で全て手作業で発券の再発行をしてくれました。凄く沢山の人が居るので、この日中に地元に帰れたら御の字だなぁ、と思って待っていました。この件は、空港の誰も原因がある事ではないので、みんなうんざりしながらも文句を言わずに待っていました。

予定では午前10:40にバーミンガム行きが出るはずが、3時間半遅れぐらいになりましたが、飛行機に乗れるようにしてくれたTuiのスタッフに感謝です。

大幅に遅れたので飛行機は沖止めに変更になっていました。

プッシュバック 14:10

離陸 14:21

着陸 15:24(時差−1時間)

飛行時間 2時間2分

12:10にバーミンガムに帰って来る予定が、3時間10分ぐらいの遅れで到着しました。

コンピュータのシステムが故障するとこんな感じになるんだ、と感じた1日でした。

最後にハプニングはありましたが、マヨルカ島はとても楽しかったです。綺麗な海とお日様、というヨーロッパ人にピッタリのホリデー地域でした。ここで1週間ぐらいゆっくりしたら元気回復になりそう!と思いました。

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