アイランドホッピング・ パンダノン島&ヒルトゥガン島 ・天国に1番近い島と海洋保護区でのシュノーケル体験記

旅行おすすめ海外

こんにちは、にゃんこ夫婦です。 今回は、10日間の日程でフィリピンのセブに行ってきました。今回はアイランド・ホッピングの1日をご紹介します。

スポンサーリンク

セブに行く方にオススメしたいのは、アイランドホッピングです!

セブシティ内のホテルで朝ごはんを頂いてから部屋に戻り、水着に着替えてその上に服を着て下のロビーで待っていると、約束の時間の7時15分にタクシーの運転手さんが迎えに来てくれました。フィリピン人のニコニコお兄さんで、片言の日本語で話してくれます。

今日は、マクタン島から船でアイランド・ホッピングに出掛けます。

「アイランド・ホッピング」とは、船でサンゴ礁の海に行ってシュノーケルをして、ランチをまた別の美しい島に行って食べ、そこの島でしばらく過ごしてからまた船で戻ってくる、というもので、海を使ったピクニックという感じのコースです。

 

セブの美しい海を、誰でも手軽に満喫できるという事で、セブに遊びに来た人に大人気です。私達は、以前セブに来た時に初めてアイランド・ホッピングに参加し、その時とても楽しかったので、今回是非息子にもサンゴ礁を泳ぐお魚達を見て欲しいと思って、セブに来る前に旅行用のツアー専用サイト、ベルトラ(VELTRA)で予約していました。

今日のアイランド・ホッピングは、マクタン島のヴィスタマービーチというホテルの中にあるオールブルーというマリンスポーツの会社がしているツアーです。ランチやソフトドリンク飲み放題が付いて1人$82(約9334円)です。私達は、それにホテルまでの送迎(片道約40-50分)を付けてプラス2000ペソ(約4285円)を払いました。ツアーの名前は、「アイランドホッピング パンダノン島&ヒルトゥガン島 天国に1番近い島と海洋保護区での体験ダイビングorシュノーケル」です。

セブシティのホテルからマクタン島のヴィスタマービーチ・ホテルまでの移動

セブシティのマンダウェからマクタン島に渡るには、2本ある橋を使います。メインで使っている橋は、日本の政府開発援助の一環として日本企業がかけた橋です。

橋を渡るとローカル色一杯のマクタン島のラプラプの街に入ります。所々道の舗装も無いところがあり、ローカルの市場は私達が買い物するのはハードルが高過ぎる感じですが、地元民の利用者は多いようで凄く賑わっています。セブ島の中は人が多く、企業も沢山ある場所はかなり開発が進んでいて、日本の地方都市の少し汚れた感じ(笑)ですが、街の外側やマクタン島の一般市民が住む場所の風景はちょうど日本が戦争に負けた後のような感じでです。

貧富の差がはっきりしていて、もちろんお金持ちの人はほんの一握りで、収入が日本円で月1万~1万5千円の人の割合がセブの人口の8割という事ですので、まだまだこれからの街です。街の中のインフラもまだまだで、私達が使えそうな交通機関はまだありません。タクシーが主な交通手段になります。

そのローカルの道を掻き分けてタクシーが島反対側の海の方に抜けて行くと、海沿いに建つリゾートホテルのゲートが見えて来ます。各ホテルは、ゲートにガードマンがいてお客さんや用事のある人以外は入れないように管理されています。

入り口で名前を書いて、ホテル内にあるカウンターでデイユーズ(日帰り利用でプールなどの施設を使える。)のお金400ペソ/人(約450円)を支払って手首にディユーズのベルトを付けてもらって中に入り、奥のプールの横にあるオールブルーのカウンターで受付をしました。プールの横のクリーム色の4階建ての建物が、ツアーの会社です。後ろにある高い建物は、今建設中で来年オープン予定の新しいホテル「リーフ2」です。

無事バンカーボートに乗り出航

代金は、申し込み時にオンライン経由で支払い済みですので、現地通貨を用意しなくてもいいので便利です。
今日一緒に船で出掛けるのは、全員日本人で11人です。若いカップルから50代のご夫婦などのメンバーです。出発したのが朝8時40分です。海岸に降りてまず小さなボートに乗り、島まで行くバンカーボートに移動しました。朝が早い今の時間の海は、引き潮の状態で凄く浅くなっていますので、大きなボートをホテルの桟橋まで横ずけ出来ないからです。

無事バンカーボートに乗り出航します。バンカーボートとはフィリピンや東南アジアで見られるボートで、普通のボートの両横にアウトリガーと呼ばれるアメンボウの足のような足がついています。この足が船の横揺れを防ぎ、大波が来ても転倒しずらくなります。

今回のアイランド・ホッピングに使われていたバンカーボートのアウトリガーは、竹製です。竹はしなやかで折れにくいので良いようです。下の写真がアウトリガーの部分です。竹に白いペンキが塗ってあります。この上をクルーの人達は、器用に歩いていました。

ヒルトゥガン島の沖の海洋保護区に到着

まず20分程で、シュノーケルをするヒルトゥガン島の沖の海洋保護区に到着です。シュノーケル用のマスクと、海の中で楽なので浮き輪が入ったベストも付けて海に入ります。今回は安全の為に船の周りでシュノーケルする様に、という事だったので、フィン(足ひれ)は付けませんでした。残念ながら、防水のカメラを持っていなかったので海の中の写真はありません。

海の男達、と行った感じのクルー達です。みんな海に入ると、まるで魚のようにスイスイ泳いでいました。

海は冷たさを感じない丁度良い水温で、海水の透明度も良いようです。潜ってみると、すぐ近くにお魚が、縞模様や綺麗なブルー、黄色、ピカピカの白いのなど沢山のお魚が下や周りに泳いでいます。インストラクターの人が小さく切ったソーセージをくれました。それを水中でもみながら細かくしてみると目の前にお魚達が餌を食べに来てくれます!海の中を熱帯魚達と一緒に泳ぎます。ダイビングをするには勉強をして、試験や講習を受けなければいけませんが、シュノーケルは、取り敢えず海に慣れていない人でも手軽に海の素晴らしさを体験出来るのでお勧めです。

スポンサーリンク

「天国にいちばん近い島」・パンダノン島

だいたい40分ぐらい海の中を楽しんでいました。ボートに上がるとまず自分の身体の重さのビックリです。それから爽快感と疲れを感じたので、お水やジュースを飲みながら景色を眺めて、次の島に移動しました。移動中のボートの1番後ろで、クルーの人が炭火でチキンやポークを焼き始めました!ランチの用意のようです。だいたい1時間ぐらいで次の島パンダノン島が見えて来ました。パンダノン島は、地元の人が「天国にいちばん近い島」と呼んでいる島だそうで、白い砂浜とエメラルドグリーンの遠浅の海が広がっています。

島の船着き場は、島の真ん中のあり右手半分が島民の居住地、左半分がアイランドホッピングに来た人達用のスペースになっています。島に上陸した人は1人150ペソ(約320円)入島料がかかります。(この費用はツアー料金に含まれています。)美しい白砂のビーチの真ん中にヤシの葉の屋根が付いたテーブルと椅子の東屋がいくつもあり、その1つに私達のグループのランチの用意をクルーがしてくれます。ちなみにこの東屋の使用量はもちろんツアー代金に含まれていますが、一軒250ペソ(約530円)だそうです。

東屋でみんなが座った途端、島の人達が色々なシーフードを持って集まって来ました。色んな種類の大きな貝類、ホタテ、エビ、カニ、ウニなど彼らが海から採ってきたものを売りに来たのです。買うと直ぐに炭火で焼いて、テーブルまで持って来てくれるようです。島の人達が日本語で「これ300円!」「これマテ貝、これホタテ、おいしいよ。」と、なぜか価格が日本円(笑)。値段は交渉出来るとの事だったので、1組だけカニを買っていました。

20分程ビーチをお散歩していたらランチの用意ができました。メニューは、フィリピン定番BBQチキンとポーク、ご飯、デザートパイナップルとマンゴーです。BBQの写真は、気が付いたら殆ど無くなっていたので、デザートだけ…。

このツアーは、ソフトドリンクかアルコール飲み放題が付いているので結構ビールが進んでいる人も(笑)。
食後1時間程各自海で遊んだり、お散歩したりして、天国に1番近い島の景色を満喫しました。下の写真は、海に足をつけています。海水が透明感があって綺麗です。

私達のグループはこの島に早めの着きましたが、その後からもどんどんボートがやって来ました。日本人、韓国人、中国人が殆どで、2-3組いた白人の人達が返って目立つ感じでした。まえや横の他国のグループは、ギャーギャーワイワイと賑やかでしたが、私達のグループはビールは沢山飲んでいましたが静かでした(笑)。いつも思いますが、中国と韓国のおばちゃんパワーは凄いです。コーラしか飲んでないのに、まるでベロベロに酔っ払ってるのかと思うぐらいです。この人達に対抗できる日本人は、大阪のおばちゃんだけか?(笑) とにかく、各自みんなサンゴ礁の島で楽しんでいました。

マクタンのホテルへの帰途につきました

午後1時になり、島を出る用意をしてボートに乗り込みます。帰りは1時間ちょっとの旅です。帰りは、所々波の大きな場所があって、バシャ!と飛沫がかかって、みんなでわぁ~と騒ぎながらの帰り道でした。みんな水着なので、わざわざ先端の方に座って嬉しそうに濡れていた人も(笑)。

2時過ぎに、マクタンのホテルまで帰って来ました。午後は、海水も高さがあったのでホテルの船着き場に船が入れました。これでツアーは無事終了です。エメラルドブルーの海で泳いで、白砂の島に行って、日頃の出来ない事ばかりの、まさに「脱日常」の楽しい1日でした。

マクタンのホテルから滞在先のホテルへ

カウンターの前で、朝ホテルに来てくれたお兄さんがまっててくれました。また車に乗り混んでホテルに戻ります。マクタン、セブ間の道路はいつも渋滞が凄いです。電車がない為に、移動する人がみんな車やバイクなどで移動するためです。地元の人は、移動にジープニーという乗り合いミニバスのようなものに乗ります。軽トラック(多分日本製の中古車)を改造して、長くして、後ろの荷台の部分を客席にしたものです。一台づつオーナーが運転をしています。一応、行き先が車体に書いてあってルートがあるらしいのですが、どこを通るかもわからないので、慣れないと乗るのは難しそうです。(ジープニーの写真、割とスピードを出して横を走って行くのでちゃんと写っていませんが、一応載せておきます。)

その混雑した道を、スイスイ縫って走るお兄ちゃん。わぁ、ここの運転は彼らに任せた方が良いなぁ、私達には難しいそうだなぁと思いました。タクシー代も安いですし…。

4時前に、ホテルに着きました。取り敢えずベタベタの体をシャワーで洗います。人生初めてのシュノーケリングをした息子は、その後倒れるようにして寝てしまいました。午後7時頃、次の朝まで寝そうな息子を起こし夕ご飯を食べに行きました。部屋に帰ったら、みんな海疲れでバタッと倒れて熟睡でした。やっぱり身体を使った日は、寝付きがいいです。今日の海はエメラルドグリーンで綺麗で、お魚キラキラで可愛かったなぁ…。セブの海は世界的に綺麗な海で有名です。行かれたら、是非アイランドホッピングに行ってみて下さい。

スポンサーリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました