こんにちは、にゃんこ夫婦です。今回は、フィリピン (セブ)マクタン島の新しい5★ホテルのDusit Thani Mactan Cebu Resort(デュシタニ マクタンセブ リゾート)に行ってきました。
デュシタニ ・ホテルとは?
Dusit(ディシュット)は、アジアを中心に6つのブランドでホテルを展開しているタイが本社のホテルグループです。今回、フィリピンセブのマクタン島の北の部分に2019年4月にオープンしたばかりのデュシタニ マクタンセブに2泊してきました。
デュシタニは、タイ語で「天国の街」という意味で、グループの中で1番上級クラスの5★ホテルです。フィリピンの第2の都市セブシティの空の玄関口マクタン島。マクタン島とセブ島は二本の橋で繋がっており、海沿いのホテルで宿泊する人はみんなマクタン島のリゾートホテルに宿泊します。マクタン島の外側の海は、まさに南国!そのもののエメラルドグリーンで、サンゴ礁に熱帯魚が泳ぐ海です。
お天気は日本が夏の間、こちらでは雨季ですが、気温は1年を通していつも最低気温26℃、最高気温32℃という、1年中ダイビングやマリンスポーツにピッタリの気温です。ホテルは、マクタン島のシャングリラ、モーベンピックなどの人気ホテルの門が並ぶ道をどんどん北上した島の北の突堤近くにあり、空港からタクシーで約20-30分(11km)ぐらい。ホテルは、セブシティが向かい側に見えるマゼラン海峡に面して建っています。
このホテルの事を知ったのは、セブで発行されている日本語情報誌「セブポット」でした。早速ネットで調べてみると、まだ全館完成していないソフトオープン中なので、予約は普通の予約サイトでは扱っておらず、デュシタニのホームページから予約を入れました。
ホテルのエントランス・レセプションの様子
セブシティのホテルから午後12時頃、グラブタクシー(アプリを使うタクシー)で出発。セブシティの名物、交通渋滞を抜けて約1時間でマクタン島北の奥にあるデュシタニ マクタンセブに到着しました。南国のホテルらしく、エントランスから裏側にある海の向かってラウンジバーまで天井の高いオープンスペースになっており、美しい海がキラキラ光ってすぐ外に見えています。車寄せのエントランスを内側から。
そのまま真っ直ぐ真後ろにある海の方まで、広い空間です。椅子が見える所は、少し低くなっていて「ザ ビュー」というバーになっています。
向かい側に見えるのは、マゼラン海峡とセブ島です。
ああ、マクタンの海にやって来た!と嬉しくなりました。いつも色々セブシティに用事があって一年に一回ぐらいはセブに訪れていますが、忙しく、車が多いセブでの用事をバタバタと済ませた後、飛行機に乗る前の1~2泊をマクタンのホテルで過ごしてから、イギリスまでの長いフライト(便によりますが、一回乗り換えして、飛行機の中で約16時間、プラス乗り換え時の待ち時間、その前の空港内滞在を合計すると21~22時間ぐらいかかります。)に乗る事にしています。
まずエントランスに着くと、ベルボーイがトランクをタクシーから出してくれました。フロントでチェックインをすませると、「入室は午後3時からですが、もうお部屋の用意ができています。」とありがたい事に2時間も早く部屋のキーを渡してくれました。ウェルカムドリンクとして、地元セブでとれるマンゴーやパパイヤなどで作った冷たいフルーツジュースをロビーでいただきました。ジュースを持って来てくれたロビーのスタッフは、とても美しいタイシルクの民族衣装を着ていました。
お部屋に直行!
エレベーターは、お部屋のカードキーをタッチしてから自分の階のボタンを押すタイプです。廊下は、サンゴ礁の模様のような綺麗な絨毯です。
お部屋は、3階の2321号室です。テラスに出るとちょうどインフィニティプールと海が見渡せるとても眺めが良い場所でした。お部屋の名前は、デラックス シービュー キングサイズベッド ルーム(32sqm)で、朝食付き、ブック アーリー&セーブ料金(早期予約割引)で、1泊2名PHP12400(約25650円)でした。
美しいブルーのカードキー。
お部屋の中の様子は?
ベランダに続く外の景色は「うわぁ、(^○^)」と思わず声が出ます。
リゾートホテルはこうでなくっちゃ!という感じですね。😺
ベランダには、濡れた水着などを干せる所があります。
インテリアは、地元セブの職人さんが作った生地などが使われているとか。ベッドヘッドボードの茶色ものや、椅子の背に使われている生地がそうでしょうか?仏教国であるタイでは、蓮の花はとても大切な花です。壁に飾られた絵に、タイの企業らしさを感じます。オレンジ色のクッションが、いい仕事していますね!リネン類は、上質のエジプトコットンに軽めに糊が効いていて、肌触り抜群です。
つけてあったタイ美人付きのTVの画面は「ようこそ Mr 〇〇」と名前が入っていました。ベッド以外で部屋にある家具は、ディスクとチェアー1組だけでした。
ディスクの下に、ケトルとインスタントコーヒー、紅茶セットと、冷えない冷蔵庫があります(笑)。セブは、電気代が凄く高いからエコモードかな?(笑)冷蔵庫の中のものは有料です。
私達が子供の頃は、日本にも良くあった粉状のコーヒー用ミルク。一年中、毎日30℃を超えるセブではまだ現役です。セブ産のブラウンシュガーもあります。
セブに来たらみんなお土産に買って帰る、ドライマンゴーとバナナチップスがお部屋販売のカゴに入っていました。なぜか辛ラーメンカップも!韓国人が多いマクタンのホテルならではでしょうか?
地元産のビール、サンミゲルの値段からすると、お部屋の販売品はその辺のコンビニで買うのと比べて、倍ぐらいの値段のようです。
飲み切りサイズのお水は、毎日補充してくれます。
枕元にデジタル時計。あんまり明る過ぎず、夜も眩しくなかったです。
ホームページでは、このお部屋には他に椅子とオットマンが付いていましたが、ソフトオープン中だからなのか、まだ部屋には入っていませんでした。椅子があると、窓の横で外の景色を楽しめて良いと思います。
出入り口に近い方にある部分です。ドア後ろの部分は、クローゼットとバスルームです。
クローゼットは、ドアの付いているものと、付いていないものの2列あります。ドアなしの所に、バスローブとスリッパ、金庫と引き出しがありました。右の外側には、大きめのトランク1つを置ける台もあります。
ドアの付いているクローゼットの中には、アイロンとアイロン台が入っています。
バスルームのドアを開けると、正面に洗面台です。横に拡大鏡もあって便利でした。
洗面台の下に、フェイスタオルとハンドタオルがあります。
洗面台にも、初日だけお水のボトルが置かれていました。セブは、口をゆすぐぐらいは水道水で大丈夫ですが、気になる方用かな?
横の棚にアメニティがあります。デシュタニのオリジナルのもので、サルファイトやパラペンの入っていない、動物実験をしていない、植物系の原料の物のようです。強くない香りです。タイ料理に使われる、レモングラスに何かハーブが入ったような、男女共に使いやすい香りでした。
シャンプー、コンディショナー、ボディウォッシュ、ボディローション、石鹸です。
歯ブラシセット、くし、爪ヤスリ、髭剃りセット、サナタリー用袋、綿棒とコットン、シャワーキャップです。
左奥がバスルームで、一応シャワースペースとバスタブスペースが分かれています。
このシャワースペースを使ったら、水が溜まって外側まで流れ出してしまったので、その後はバスタブに入ってシャワーしていました。この頃、シャワーの部分にシャワーカーテンを付けずに、少し段差を付けて、ガラスのパネルをはめ込むこのタイプが主流になって来ていますが、使いやすいものが少なく、シャワーの排水が洗面所の床に溢れ出てしまう事が多いです。このタイプは、見た目が良いし、掃除もこれの方が楽だと思いますが、使い良いか?と問われると、はい、とは言い難いところです。
でも、バスタブとシャワーのエリアが大きめで使いやすいです。この明かり取りのガラス窓は、ベッドルームの方の角に付いています。全て壁になっているより、明るく、密封感も和らぐので良いと思いました。
洗面台の反対側、右手にトイレです。一応ビデが横に付いていますが、お水だけでした。
インターネットの接続は、全館無料Wi-Fiが付いていますが、マクタン島にはまだハイスピードインターネットが来ていないために、遅く、途切れがちでした。メールぐらいは大丈夫ですが、画像系は厳しいと思います。
Infinity Poolの様子
チェックインの日は雨季にも関わらず、とても良いお天気の暑い日だったので、早速水着に着替えてプールに行きました。既に夕方になっていましたが、まだ外は明るかったです。エレベーターを降りるとすぐ左横側がプールです。
これがここのホテルご自慢の、長さ100メートルのインフィニティプールです!
プールの水は、お日様で温まってとっても気持ちのいいい水温でした。
プールの1番奥まで行くと、目の前に海岸が見えます。まだ出来ていませんでしたが、海岸線も整備されてオープン予定です。今は、チェアーが置いてあって、お散歩などが出来るようになっていました。プライベートビーチの横に、岬もあります。
プールのスタッフにお部屋番号を言って、ビーチタオルをもらい、ゆっくり過ごしました。
だんだん日暮れに時間になって行く時間で、とても綺麗でした。
このプールは西に向いていますので、夕方の日が沈む時間は素晴らしいです。この時間の海と沈む太陽、必見です。
ああ、暗くなって来ました。でも、まだプールに入っている人がいました。
夕食を楽しむ!
プールの向かい側に「サンセット スポーツ バー」があります。店名通り、サンセット(夕日)を見ながら過ごせるバー&レストランです。
暗くなってからはライブ演奏付きでした。夜に外の空気を感じながら、飲食出来る場所です。
吹け抜けのロビーのフロントディスクの向かい側に、
室内のバフェット・レストラン「シーブリーズ」があります。
ここは朝ごはんからランチ、ディナーまでいつも食べ放題スタイルで食事が出来るレストランです。
ディナーのバフェットに行きました。
巻き寿司もありました。セブ風カリフォルニア巻きは、マンゴー、きゅうり、カニカマでした。マンゴーの味が爽やかなアクセントになっていて美味しいです。
サラダコーナー。ここでは、パリッとした新鮮なサラダはご馳走です。
餅米や紫芋、フルーツなどを使ったヘルシーな地元系スィーツ。
トロピカルフルーツが沢山あります。
ヌードルコーナー。
ピリ辛ソースのシーフード。
ピリ辛カリカリのオニオンがタップリの海老。沢山汗をかく暑い国ですから、味付けはやや濃いめのご飯が進む味付けです。
白身魚の切り身は衣揚げしてあって、ピリ辛や甘辛味のソーズがかけてあるのが多かったです。癖がなく食べやすかったです。
セブの地元料理、小豚を炭火の上で廻しながら時間をかけて焼いた「レチョン」。皮の部分の脂が抜けて、パリパリになっているのが特徴です。甘酸っぱい専用のソースでご飯と一緒に食べます。レチョンは、昔お祝いなどに食べるご馳走だったそうです。セブのレチョンは、美味しくて有名で、わざわざマニラから食べに来る人もいるそうです。セブ市内にもレチョン専門店が沢山ありますので、こちらに来た時は是非挑戦してみて下さい。お肉やお魚の下にひいてあるのは、バナナの葉っぱです。こちらのフィリピンレストランでは、これをお皿代わりに使ったりします。
近くの島で取られているパロットフィッシュです。体長50センチぐらいで、大きいです。それをシンプルに炭火焼きにしてありました。白身のあっさりとした厚い身が付いていて、1匹で20人ぐらいは食べる事が出来ます。
色々ご馳走を少しずつ頂きました。
マンゴーは、本当に美味しいです。セブの特産品マンゴー、是非沢山食べてください。
赤道に近いフィリピンでは、暑すぎてあんまり葉物の野菜が育ちません。代わりに美味しい果物が沢山あります。毎日のビタミン補給は、フルーツで!セブ名産のマンゴー、パイナップルやスイカ、パパイヤ、ドラゴンフルーツ、龍眼、マンゴスチン、どれも本当に美味しいです。お日様の下で熟した味です。
食後は、海の近くをお散歩しました。
夜はベッドの具合も良く、ぐっすり眠れました!
お待ちかねの朝食です!!
朝ご飯も、シーブリーズの外のテラスで頂きました。
フィリピンの1番普通のご飯?ご飯とコンビーフと野菜を炒めたものと目玉焼き。お雑魚のような、小さな魚をガーリックオイルでカリカリに炒めたものがありました。今回気に入ったオカズの1つです。ご飯に合います。缶詰のお肉は、常夏の国では腐りにくい便利な食材ですね。ハワイではスパムが有名ですが、フィリピンではコンビーフのようです。
フィリピンの朝ごはんとして有名な「タホ」をホテルでもワゴンに乗せて配っていました。タホは、出来立ての暖かくて柔らかなお豆腐にタピオカをのせて、黒蜜をかけたもので、街では朝バケツを2つぶら下げたタホ売りの人がいるそうです。朝、甘いこれを頂くと元気が出そうです。香港にも豆腐花という甘いお豆腐がありますが、それと似ています。
(美味しくて食べるのに夢中になって、写真を撮るのを忘れましたので、写真をお借りしています。(笑))2泊した次の朝は飛行機の時間の都合で、朝ごはんが食べられなかったのですが、フルーツとパンとジュースの朝ご飯をチェックアウトの時に用意してくれました。ソフトオープン中で、まだ真ん中の本館のみの営業でした。これから、本館左右にある部分やプライベートビーチなども出来て行くと思います。これは、今建設中のコンベンションセンターです。
布や糸を使ったアート作品があちこちに飾られていました。
にゃんこ夫婦の感想は?
レストランも「ベンジャロン」というタイレストランがメインダイニングとして出来るそうです。ディシュットグループのホテルに始めて泊まりましたが、スタッフからマクタンに新しく出来た5★ホテルとして頑張ろう!という気持ちが伝わって来ました。ディシュットグループは、最近マニラにホテル教育の大規模な施設を作ったそうです。アジアの思考で考えるホスピタリティ(おもてなし)だと思いました。また泊まりに来たいな、と思いました。
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