Tuiのパック旅行

silhouette of a person standing on a dock during sunset ブルガリア

Tuiのパック旅行✈️

🏖️ブルガリアの黒海リゾート地ブルガスのホテルで1週間滞在

日時:2024年5月中頃 7泊8日の旅

ブルガリアで4番目に大きな街として知られているブルガスは、黒海に面した港街。夏はおだやかな気候に恵れているので、ヨーロッパの人達の夏の人気のリゾート地で、観光業が盛んな街です。
黒海でのアクティビティーはもちろん、ユネスコ世界遺産のある歴史の深い旧市街や博物館、地元のワイン蒸留所など魅力的な観光施設が充実しています。

Tuiについて🏖️

Tuiトゥイは、ドイツに本社がある大手旅行会社。「Tui」の名を冠する旅行会社を展開するほか、ヨーロッパ各地にランドオペレーター、ホテル、航空機、海と川のクルーズ船、小売店など多数の子会社を持っている世界有数の旅行・観光関係企業グループです。ヨーロッパに住んでいる方で、手軽にホリデーに行きたい!にとても便利な会社です。

イギリス、イングランドの田舎街に住むようになって、地元空港がロンドン、ヒースロー空港からバーミンガム空港になりました。ロンドンに住んでいる時には、海外へのホリデーと言うといつもBA(ブリティッシュ・エアウェイズ)などを使って行くことが多かったのですが、我が家から車で10分のバーミンガム空港にはBAの発着がありません。その代わり、地方空港らしく旅行会社やLCCの飛行機がその季節によって人気の場所に沢山飛んでいます。

去年2023年にコロナ騒ぎも収まった為、久しぶりのホリデーを初めてTuiを使って5泊6日のショートクルーズに行ってみました。あまりにも便利でストレスフリーな旅行だったので、今年は同じTuiグループで人気のオールインクルーシブ(全て込み)ホリデーホテル滞在に挑戦する事にしました。

今回の旅行は、往復の飛行機、ブルガリア内での空港↔︎ホテルへの移動のバス、ホテル7泊、全食事とアルコールを含むドリンク等まで全て値段に入っているホリデーパックです。

Tuiのホテルリストの中でも、内容の良い(少し割高)『ブルーシリーズ』のホテルを選択。場所もいくつか選択肢がありましたが、暖かそうで、まだ行ったことのないブルガリアの黒海エリアを選びました。

ヨーロッパのホリデー用パック旅行は、今回のように一つのホテルに滞在するプランだと1週間滞在のものが1番人気です。ちなみに船を使ったクルーズも、7日〜10日ぐらいの長さの日程のものが1番人気で沢山の選択肢があります。

行き🛫

地元バーミンガム空港を午後4時前に離陸、ブルガリアのブルガス空港に夜の9時20分着。飛行時間約3時間10分ぐらい。イギリスとブルガリアの時差は2時間。
チェックインとボーディングパス発券は全てTuiアプリでやるので、事前にアプリを自分の携帯にダウンロードするのが必須です。この2つのチェックインは、搭乗48時間前からアプリ上で簡単に出来ます。空港に着くとTuiのカウンターに向かい、預け入れ荷物のタッグを発券する機械で画面を見ながら、自分でトランクにタッグを付けて、カウンターに持っていったらそれで終わりです。その後すぐにセキュリティチェック(出国ゲート)を通過すれば搭乗区域に入れます。チェックインなど機械化されて、随分待ち時間が随分短縮された気がします。

バーミンガム空港は、サマータイムに入り、平日の月曜日でしたが沢山のホリデー客で空港は混雑。3箇所あるラウンジも、予約が無いと入れないと言われてしまいました。でも、1箇所の優しいスタッフが45分後だったら入れると思うと教えてくれて、30分だけでしたがラウンジに入れました。軽くおやつを食べて、水用ボトルに機内用のお水を確保。これからは事前にアプリでラウンジの予約を取っておこうと思いました。
今回の機材はボーイング737-800。プッシュバッグは、7分遅れの4時2分開始。離陸🛫4:18。曇り空のバーミンガム空港を出発。

Tulのお客さん

イギリスのワーカークラスの人達がメインで、学期中にも関わらず小さな子供連れの家族も多く、飛行機もほぼ満席。イギリスでは有休が年間4〜5週間自由に取れる為、値段が安い一年前から次の年のホリデーを取る人も多いです。

機内の様子

機内は3-3座席だけのシンプルな物で、個別のモニターも無し。

機内での飲食は有料。サンドウィッチとポテトスナック、飲み物のセットで£8.50(約¥1700)。お酒やフレグランスなどの免税機内販売もありました。

ブルガリア🇧🇬ブルガス空港🛬

荷物受け取り場の壁はダマスクローズ一面!🌹



現地ブルガリアタイムの午後9時半ごろ着陸🛬。イギリスとの時差は+2時間です。荷物がなかなか出てこなくて、ホテル行きのバスが空港を出発したのが午後10時35分、ホテルを3軒回ってお客さんを下ろして行き、最後に着いたのが私達のホテルでした。小さな町の為、道路をはじめ街は真っ暗で時々ポツポツと家の明かりが見える程度、凄く明るかったのは24時間営業のガソリンスタンドだけで、他はバスの窓からは何も見えませんでした。早めにバスから降りる事が出来たので、チェックインも直ぐに済み、午後11時半前に部屋に入りました。

チェックインの時に手首にホテル滞在者の目印のリストバンドを付けてもらい、そのまま過ごします。(これは簡単には外せない様になっていたので、帰宅後ハサミで切って取りました。)


今回宿泊したホテル🏨 「Tui Blue Nevis」


黒海を見下ろす丘の上の立つTuiブルーシリーズのファミリーホテル。車で5〜10分ぐらいで、ユネスコ世界遺産の旧市街や海辺に行ける距離。



宿泊棟は4棟あり、部屋の種類も人数に合わせて色々あり。
ウォータースライダー付きなど各種プール5箇所と沢山のサンベッド、あちこちにあるテラスやデッキで座れる椅子、キッズクラブ(託児所のスタッフ付き)やジム、有料のエステとサウナ、子供遊具場、テニスコート、ミニゴルフ、夜にショーがある屋外シアター、コーヒーショップ、有料レストラン1軒、バー3軒。食べ放題のバイキングレストランは、朝昼夕ご飯時間営業。スナックと飲み物のスナックコーナーは、朝10時から午後6時まで営業。各バーでいつでも飲み物をもらえる、シアターの横のバーは夜、カクテルも貰えるといった内容。

夜のTuiのフライトで各地から人が少しずつホテルに到着しており、私達の到着より後の午前1時過ぎまで、時々トランクを引っ張ってホリデー村を歩く音が聞こえていた。
夜中にチェックインする人達の為に、午前2時までレストランで軽食が用意されており、パンに地元のハムやサラミとチーズを挟んで頂いた。ブルガリアらしくヨーグルトも色々あって味も美味しかった。
毎日色んな国の空港から飛行機が到着するようで、毎日何組か入村者がいて、1週間が終わった人がバスで空港に向かい帰って行く、というスケジュールのようでした。

お部屋🏨

私たちのお部屋は「ダブルルームバルコニー付き」という1番ポピュラーなお部屋。ベッドはキングサイズで広々、子供が泊まる時用のWサイズのソファーベッドも置かれており、私達は、ソファーとして使用。リネン類も綺麗で、マットレスも硬めでよく眠れた。
海の横のホテルらしく、ブルーがアクセントカラーになったお部屋。少し大きめの部屋で1週間の滞在でも狭く感じない作り。バスルームは、シャワーのみ。アメニティは、石鹸とボディシャンプー一体型のボトルがシャワーに一つ。水圧もあり、水捌けも良好だったし、部屋の清掃状態も良かった。バルコニーには椅子二脚とミニテーブルがあり、水着などを干すことが出来るラックもあり便利でした。


私達が訪れたのは5月の中頃で、気候が暖かくなる6月からのハイシーズンの少し前だったのでお客さんが多くなく、大きな施設はとても空いていてゆったり。とても大きなラウンジなども横にバーがあるので、そこで飲み物を貰いながら、ソファーにゆっくり一日中でも居られる感じだった。5月のブルガスの太陽は優しい太陽で、外に置いてある椅子に座っていても暑くなく、ビタミンD補給にピッタリ。顔だけUVカットを塗ってイギリスにない温かなお日様を楽しみました。


このホテルは海辺のホテル街から少し離れた丘の上の建っているので、とても景色が良く、夜も静かです。前は海、後ろは山脈が見えます。

Tui Blue Nevis の食べ物🥙

施設中央部にある建物にレストランが入っていて、朝ごはん午前7時〜10時、ランチ午後12時〜2時、ディナー午後6時〜9時に食事が提供されます。スターターになるサラダからメインのホットミール、デザートやフルーツまで盛りだくさんです。ドリンク類もビール、ワイン赤・白・ロゼをはじめソフトドリンクも各種ありました。瓶詰めのベビーフードのコーナーもあって横の電子レンジで暖かく出来るようになっていました。

ブルガリア名物コムハニー🍯 (巣蜜)。
朝ごはんの時間に丸ごと一枚出ていました。蝋の部分にプロポリスがたっぷり入っていて身体に良いそうです。


もちろんブルガリア料理も色々出ていて、地元のレストランに行かなくても食べてみることが出来ます。同じお米でも、パエリアやハーブとライム味のご飯など違う味が試せて楽しかったです。ブルガリア料理は、メイン地中海料理風なのですが、オスマン時代の影響かトルコ料理などの影響も感じられます。やっぱりヨーグルトがすごく美味しいですし、ヨーグルトを塩味や卵料理、ドレッシングなどにも使ってあり多様性を感じました。あまり味付けが濃くなくて、食べ易く美味しかったです。ブルガリアは、小麦とホップを栽培しているので地元ビールが美味しいです。地場産のワインもありますし、小麦粉を使ったパンやペイストリーは地元民おすすめだそうです。



もし朝寝坊してしまって、朝ごはんに間に合わなくても大丈夫です。プールの横にあるスナックコーナーが、朝ごはんが終わった10時からオープンします。そこに行くと、焼きたてクロワッサン🥐やパンケーキ、ホットドッグ、フルーツやマフィン、ソーセージ、フルーツなど色々軽食が置いてあります。お好きなドリンクとどうぞ。ここはランチ用の物も時間になると置いてあるので、横のプールで遊んでいる時やランチは軽めで良い、という日はここを使っても便利だと思いました。夕方6時まで開いてます。

今回の食事で感じたことは、きゅうり、トマト、ズッキーニ、茄子、キャベツ等の地元産野菜が美味しい事です。生かオーブンでグリルした物が出てきますが、野菜自体が美味しく甘味があってたくさん食べられて嬉しかったです。



ヨーグルトの使い方も、そのままや、塩とハーブを入れてドレッシングにする、ブルガリア風ムサカでホワイトソースの代わりにヨーグルトを使うなど、冷たいものから温かい料理まであって目から鱗の使い方が満載でした。さすがヨーグルトの国だわ❣️だと感心しました。

炭水化物を沢山食べなくても、野菜とお肉やお魚、フルーツでお腹一杯です。食べ放題だけど、ヘルシーなので罪悪感なしで食事が楽しめてとてもハッピーでした。

Tui Blue Nevisのスタッフ👩🏻‍🔧

ハウスキーピングや構内のお掃除は地元ブルガリア人のおばさん中心、フロントやベビーシッター、レストランの給仕は英語の喋れる若い人中心でした。
ブルガリア人のおばさんは、とても綺麗好きとお見受けしました。お部屋も毎日綺麗にしてくれますし、内外の共同部分もとても綺麗でした。ホテル内はヨーロッパらしく、大理石敷きの部分が多いのですが、毎日箒で掃いて、モップかけを隅々までする完璧掃除でした。少し雨が降って濡れても、雨が止んだ後すぐにモップで拭き取ってくれているので、濡れた大理石で滑って危ない目をする、という事もないのです。レストランでは、ひと組毎の食事が終わった後、テーブルの上だけではなく、床もモップする徹底ぶりでびっくりです。これだけ徹底的なクリンネスを実行しているホテルは初めてです。とても気持ちよく過ごせると思いました。おばさん達は皆んな英語が話せませんが、話しかけると一生懸命対応してくれます。1週間毎日会って、挨拶していると顔見知りになって目が合った時に皆んなにっこりしてくれるようになりました。旅に来て、地元の人と挨拶だけでも触れ合う機会を持つのは大好きな感覚です。
そして、子供には天国だと思いました。ダディとマミーも仕事も家事もなくのんびりしてて、機嫌良く一緒に遊んでくれるし、子供クラブに行くと優しいお姉さんやお兄さんが付きっきりで遊んでくれるし、プールは、スライダーからウォーターパークまであるし、子供用の遊具もあり、食事時間にも子供用の低いバイキングテーブルに好きな物ばっかり並べてあるし、夕ご飯の後は屋外シアターで子供用のショーもありました。私達が行った時は学期中だったので小さな子供が中心でしたが、皆んな超ご機嫌で過ごしていました。

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Tui Blue Nevisから出る観光ツアー🚌

今回の旅行は初めてのブルガリア・ブルガスだったので、どこで何を見れば良いのかな?と色々ネットでサーチしました。この辺の地域はとても歴史が古い地域で、ワインが6000年前から作られてるとか、世界遺産になっている旧市街があるとか出ています。
取り敢えず、興味のあるブルガリア料理を食べながら地元の音楽や踊りのショーを見るディナーと世界遺産の街のウォーキングツアーで英語のガイド付きの2つを予約しました。内容を確認しながら、Tuiのアプリ内で注文すると、すぐ注文が確定されてPDFのバウチャーが送られて来ました。とても早く便利でした。

一つ目は、「ブルガリアンナイト ツアー」です。



街から車で30分ほど内陸の山の手に行った所にある伝統的な村で、ブルガリア料理を食べながら、ブルガリアの音楽や踊りを楽しむ夕べです。
午後6時に観光バスがホテルまで迎えに来てくれました。ピーターという英語の喋れるブルガリア人のガイドさんも一緒です。4ヶ所ぐらいのホテルに寄ってお客さんを乗せた後バスは郊外へ向かって走り出しました。30分ぐらい走って行くとだんだん景色が田舎になっていって、村の最後の一本道を入って走ると突き当たりに伝統的な村の建物が見えて来ました。


ブルガリアの民族衣装を着た人達が出迎えてくれます。バグパイプの様な楽器で、歓迎の音楽が演奏される中、お客さんは赤い衣装のお姉さんが持っているパンを一口大にちぎって食べてから中に入るのが慣わしだそうです。
ディナーのメニューは、スターターはきゅうり、トマト、レッドオニオン、ピーマンのサラダの上に白い羊チーズの細切りが沢山かけてある、ブルガリア定番のショプスカ・サラダです。卓上にある塩、オリーブオイルと酢をかけていただきます。とてもサッパリしてて美味しいです。


次に来たのが、お豆のスープです。味はトマトベースで、とてもホッとするおふくろの味的なお味でした。ブルガリアで獲れた小麦から作られたパンと一緒に頂きました。
メインは、豚とチキンもも肉のグリルにキャベツとにんじんのサラダとスープ煮のじゃがいも付きです。お肉はハーブが入った塩味のあっさりした味付けで、食べやすかったです。


デザートは、チュロスの短く切ったような小麦粉の揚げ菓子を、しっとりするまでシロップに漬けた甘いお菓子でした。
地元産のワイン赤白が飲み放題で、大きな樽入りのワインが横に置いてあります。テーブルの上にあるジャグに汲んできて好きなだけ飲むようになっていて、その他にお水とジュースのボトルのいくつか置いてあります。後ろのテーブルの人達は、随分酔って賑やかになっていました。

事前のメールで、「寒くなる時があるので、暖かい服装で来て下さい。」と書いてありました。会場の屋根はちゃんと付いていますが、壁が全面付いていない半屋外施設でした。私達の行った5月はまだまだ朝夕寒さを感じる時期だったので、かなり着込んで行ったのですが、それでも寒さを感じるくらいでした。みんな、寒い寒い‼️暖かいお天気はどこに行った?!と言いあっていました。

8時半を過ぎ、日が沈むと気温が下がって来るのを感じます。スターターとスープが終わり、メインのお皿が来る頃に二人組ピエロのお笑い系が出てきました。お客さんも巻き込んで笑いをとり、メインショーのウォームアップです。


ピエロが退場すると、美しい民族衣装を着た男女8人のダンサーが民族音楽に合わせて踊り出しました。女性の民族衣装は刺繍がびっちりと施された豪華な物で、KENZOこと高田賢三さんが見たら喜びそうな感じだなぁ、と思いました。


踊りのショーが終わると、シアター横にある焚き火の広場に移動して下さい、と指示がありみんなゾロゾロと移動します。円形の広場は、周りが階段状になっていて真ん中の部分を見下ろせる形になっています。真ん中で1人のお爺さんが、マリア様の木版にお祈りをしてから、焚き火で真っ赤になった木の燃えかすを細かく鉄箒で叩いて、広げていきます。そしてバグパイプのような楽器で演奏された音楽にのせて、炭の上を裸足で踊るという「ファイヤーダンス」が始まりました。これはブルガリアの伝統儀式で、健康祈願と神事の意味があるそうです。見てた人達は皆んなびっくり‼️🙀でも、このファイヤーダンスは、ちゃんとしたやり方をしたら火傷などせずに、安全に出来る物らしいです。ブルガリア独特の雰囲気を味わえた楽しい夜でした。

二つ目のツアーは、「ネセバル旧市街ウォーキングツアー」です。


黒海に面した地に位置することで知られているブルガリアのネセバルは、非常に長い歴史を持っている街です。様々な時代を歩んできたネセバルの街は「ネセバルの古代都市」として、1983年に世界遺産に登録されています。

ネセバルの街の起源は、トラキア人による集落がこの地に形成されたとされている、約3000年前にまで遡ると言われています。アジアとヨーロッパの交差地点にあるこの地は「古代ギリシア」「ローマ帝国」「ビザンツ帝国」「ブルガリア帝国」「オスマン帝国」など、時代毎に栄えた国々によって支配され続けてきた歴史があり、東西あちこちの影響が残っている地域です。ブルガスに来た人は必ず訪れる必見の場所です。

朝食後、ホテルまでバスが迎えに来てくれました。Tuiで今ブルガスに来ている人達が何軒かのホテルから集まっていました。今日はポーランドから来た人達も10人ぐらいいて、ポーランド語のガイドさんとブルガリアアンナイトの時のピーターの2人が付いてくれてます。


ネセバルを一言で言うと、古代時代の教会や屋外劇場跡などの遺跡と、沢山のお土産屋さんとレストランとカフェがある小さな島です。島ですが、今は埋め立てられた道路があって、島まで車で簡単に入る事が出来ます。

レストランは島の外側にある所が多く、店内から黒海を見ながら過ごす事が出来ます。小さな島なので、30分もあるとぐるっと周る事が出来ます。細い脇道を入ってもすぐお店のある通りに出られるので迷うこともありません。
私が興味深く見たのは、19世紀に初めて建てられたと言われるネセバル・ルネサンス様式のユニークな建物です。ネセバルの近代住宅建築の典型言われており、1階は石造、2階は木造で、2階の部分が1階部分より大きな形をしています。


沢山のお土産屋さんも、このネセバル建築の一階にはいっている所が多かったです。お土産屋さんで、欲しかったブルガリアローズの飴やローズの香りの蜂蜜を買いました。小さなローズの花びらジャムをおまけで貰いました。🌹

お土産🌹


ブルガリアはダマスクローズという世界一香りが良いと言われている薔薇の栽培地で、薔薇から作るローズオイルも生産しています。ダマスクローズのオイルは世界の香油の中で一番上等で、あの有名なCHANEL No.5はダマスクローズのオイルが沢山使われているので高価だと言われています。なんと、5000キロの薔薇の花から水蒸気蒸留法で取れるローズオイルは1キロだそうです。

ローズオイルは香水等の香り付けの他に、少量だったら口からも摂ることが出来ます。ローズオイルを摂取していると、体臭が薔薇の香りになっていくそうで…60代になった私達には、とても魅力的な効果です。


薔薇の香りの物を、自分用とお友達のプレゼントに沢山欲しくて、お土産屋さんより安い地元スーパーに買いにいきました。ホテルからタクシーだと5〜7分の距離ですが、食べ放題のカロリー消費と運動の為に行き帰り歩いて行って来ました。よろよろゆっくり歩いたので、片道30分ぐらいかかりました。ネットで調べて、サニービーチのホテル街の中にあるジャネットスーパーに行きました。一階は食品と酒類、2階に化粧品コーナーがあってゲートを通って入ります。化粧品コーナーの商品は、ゲート内にあるレジで支払いします。お姉さんがレシートと商品を透明のビニール袋に入れて渡してくれました。万引き防止の為の方法だと思います。多分お土産屋さんより20〜30%安く買えたと思います。👍ネットで見たローズオイルのキャンディは、ジャネットスーパーにはなくてがっかりだったのですが、その後にネセバルのお土産屋さんで見つけました。


あと買ったのは、ブルガリアの伝統菓子クロムです。イギリスでは、ターキッシュ・ディライトと呼ばれてクリスマスの時期にスーパーなどでよく見かける物です。蜂蜜やお砂糖で作ったシロップに味や香りを付けてでんぷんで固めて、小さく切ったものに粉砂糖をまぶしてあります。常温で保つ固めのゼリーに粉砂糖が掛かってるイメージです。それの薔薇味があって、薔薇の香りのお菓子って珍しいので購入しました。地元産蜂蜜にピスタチオが入ったのも買いました。これは普通トルコなどでよく食べられるお菓子なので、オスマントルコ時代の名残りを感じました。

帰り🛬

ホテルのチェックアウトは、午前11時でした。有料でチェックアウトを遅らす事も出来ますが、出発までレストランやラウンジなど広い施設を自由に使えるので、11時前にチェックアウトして、トランクをトランクルームに預けました。機内に持ち込むリュックだけ持ってホテル内で過ごす事にしました。


ランチとディナーを頂いて、あとの時間は、誰も居ないラウンジのソファーでコーヒーなどを飲みながらゆっくり過ごしました。お天気が良かったので、子供とプールサイドで過ごす人も多かったです。

帰りの便は、行きに乗って来た便の折り返し便です。飛行機が飛ぶ48時間前からチェックインとボーディングパス発券がアプリで出来ます。その時に、当日ホテルまで迎えに来てくれる空港までのバスの案内も届きました。
ホテルをバスが出るのが19:25で、バスの番号17番。ホテルの玄関口に15分前に集合との事。私達のホテルが最初で後4件のホテルに寄ってから空港に行くようです。出発2時間前に空港に着く、とても良い時間です。



空港には、ちゃんと予定通りフライトのちょうど2時間前に着きました。バスを降りると、Tuiのスタッフがあちこちに立っていて誘導してくれるので、迷う暇もなくあっという間にチェックインカウンターに着きました。アプリでチェックインが終わっているので、荷物だけカウンターで預けます。殆ど待ち時間なしで終わりました。

このブルガス空港にはラウンジが無いのですが、小さな空港ですし、手荷物検査が終わって中に入るとすぐ前が搭乗ゲートなので、周りに少しだけある免税店を見物しながら椅子に座ったいたら搭乗時間になりました。

お土産に地元チーズとサラミ、スパイスセットを購入しました。肉物やチーズ類は、検査のカウンターで引っ掛かる事が心配なので、値段は少し高いのですが、いつも出国してから免税店のコーナーで買うことにしています。

21:55ぐらいからゲートが開いて搭乗が始まりました。今日は沖止めらしく、バスで飛行機の止まっている所までバス移動します。今日の機材は、何もマークの付いていない『FLI4』とだけ小さく書いてあるクリームホワイトの飛行機でした。かなり新しい機材でした。多分レンタル機かな?今世界中で飛行機が足りないって、ニュースになってたなぁ、と思いました。

乗客の搭乗後、飛行機が滑走路の方に向いていたようで、プッシュバックなしで22:29出発、離陸22:33分でした。大きな揺れもなく、順調に飛行し、イギリス時間の23:50分ぐらいにバーミンガム空港に着陸。予定より随分早い到着ですが、多分空港地域の騒音の為、離着陸を午前12時過たら出来ないのかなぁと思いました。

イギリスの入国審査は、日本のパスポートでも自動ゲートが使えるので手早くボーダー(入国カウンター)を通過出来るので助かります。
美味しくヘルシーな物を食べて、たっぷり睡眠を取り、環境の良いところを適度に歩いて、エネルギー充電ができました。

まとめの感想

今回のオールインクルーシブという滞在タイプを試してみましたが、凄く気に入ってしまいました。出発当日空港まで行ったら、後はスタッフに誘導されながらホテルまで行って楽しむだけです。旅行は楽しいけど、空港から地元タクシーでぼったくりに合わないかヒヤヒヤしながら移動したり、知らない言葉で書かれたメニューに格闘してレストランで緊張して食事をする等、楽しい旅行の中のストレスが全て取り除かれた今回のプランはホリデーとしてとても良いと思いました。
またゆっくりしたくなったら、行こう!と思いました。
ヨーロッパに在住している方にお勧めの、Tuiのストレスフリーホリデーでした。

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