マリオットホテル:ハンブリーマナー滞在日記 3

マリオットホテル

今世紀最高ともいわれるイギリスのテレビドラマにダウントン・アビーというマナーハウスを舞台にした物語がある。日本でも人気を博したので記憶に新しい方もおられると思う。私たちもこのドラマをとても楽しんだ。いつかマナーハウスに泊まってみたいと思っていたが、その夢が実現した。 ハンブリーマナー マリオットホテルは、1890年に建てられた、マナーハウスをホテルにしたもので、ロンドンの北の郊外にあるハートフォードシャーの田園地帯の真ん中に位置する。ここの広大な敷地内にはゴルフコースがあり、室内プール、ジム、エステサロン、レストランとバーが二ヶ所。


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受付にある古いオークの梁が凄い!

英国で、五つ星のホテルに来たのは初めてだ。ホテルの入り口からレセプションまで車で5分以上もかかっただろうか。大きな木々と緑、美しい鳥の声に囲まれて、ゴルフ場を見ながら一番奥のホテルの宿泊客用の駐車場に止めてフロントに向かった。イングランドらしい古いレンガ作りのまさにマナーハウスらしいエントランス。

正面玄関を入って左側に、このホテルの顔であるオークルームがある。細かい彫刻が施されたオーク(楢の木)パネルがある素晴らしいホールで、そこではお茶を飲んだり、アフタヌーンティーをしたり出来る。ここのホールにある古いオークの梁が凄い! 受付の雰囲気が印象的。フロントの周りも素晴らしいオークパネルの壁がある。

この5つ星のホテルは、公式アプリから予約を入れた。 日曜日泊が一番安かった。一泊2人で100ポンド(15000円)というのは破格な値段だと思う。さらに、マリオットゴールド会員なので一番安い部屋で予約しても、一つ上のプレステージキングルームにアップグレードしてくれる。さらに、二人分の朝食、ウェルカムドリンクがついている。さらにこのホテルではウェルカムチョコレートもステキなカード付きで部屋に用意されていた。こういう小さな事が嬉しくて幸せな気持ちにさせてくれる。

頭の奥の方からの深い静けさに身を任せる

今日の部屋は3階の334号室。窓からは庭とゴルフコースが見えていい感じ。オットマン付きのチェアーに座ると頭の奥の方から深い静けさがやってくる。大きな木々と緑の田園に囲まれ動物たちの話し声が聞こえてくるようだ。車の騒音が一日中聞こえてくる都市に住んでいる自分達にとって、この感覚に浸ることができるだけでもここまでやってきた甲斐があるというものだ。

早速ケトルでお湯を沸かして、コーヒーと紅茶でチョコレートを頂く。コーヒーが終わってから水着に着替えて移動、プールとジャクジー、サウナで楽しんだ。写真は男性更衣室。ジャグジーやプールに入りながらサウナに何回か入った。汗がたくさん出てスッキリ。お腹もすいてきた。

部屋に戻って着替えてから下のオークルームにあるバーに向かう。オークルームにあるバーで特製の地場産のエールをいただく。美味しい。ここのマナーハウスのハンブリー家の先祖代々受け継がれてきたレシピで作られたエールビール。とても良い香りで素晴らしく美味しい。こころの底から緩んでくるのがわかる。家の中ではなかなか得られない体験だ。



オークルームバーにある暖炉。こんな堂々としている暖炉を見たのは初めてだ。是非、冬場にもう一度やってきて暖炉の火を鑑賞したいなぁ。



ゴブラン織りのクッション

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いざ、ディナーへ

cast and ironというマリオットにいつもあるレストラン。フィッシュ&チップスからステーキ、魚料理、グルメバーガー、サラダからパスタまでメニューはバラエティー豊かでお腹の空き具合によって色々選べる。どの メニューもなかなかのもので、グレードの良さを感じる。ドリンクは、スパークリングウオーターとシャードネイの白ワインをグラスで注文。水には赤いグラスをすべてのテーブルで使用しているのが特徴的。



まずはやはりパン🥖🍞がやってくる。
パリパリのバケット、まだ暖かい!食感も素晴らしい。ここのキッチンで焼いているのは、一目瞭然。普段はあまりパンは食べないのだが、、、このパンはおいしすぎる、やばい! バターを塗りながら食べると止まらない…。



スーパーフードサラダにチキン。キノア、ポメグランテ、バターナッツスクオッシュ、エダマメ、チリ、赤ペッパー、健康に良さそうなイングレの集合体。



こちらは、低音調理のポークベリーのグレイビーソース添え、林檎のチャツネが付いている。低音調理した豚バラ肉の皮の部分をカリカリにしてあり、グレイビーソースと林檎を付けて食べると柔らかくて凄く美味です。2人共お腹一杯で、デザートは無理です。

トイレも大理石。ロクシタンのハンドクリームが付いているのは驚き‼️



大満足で部屋に帰って一休み。ベッドサイドのライト、胴体の部分がガラスの壺の様になっていて電気をつけたらそれが光が反射して綺麗です。こういうのを寝室に置くと高級感が出るなぁ、ホテルのインテリアって本当に素敵なのが多いです。こんな部屋に住みたいなぁ、と思わせてくれます。



バスタブにバスソルトを入れて、ユックリ浸かって、ベッドに入るとスーッと眠りに入って、朝までグッスリ。朝7時起床。今日はイギリスには珍しく青空。

朝食はおきまりのイングリッシュ・ブレックファースト

イギリスの朝食はマーマイトなしには語れない。醤油を煮詰めたような不思議な味。家内の友人でイギリス人と結婚した日本人女性の主人は長期の出張から帰るとまず最初に食べたいというのが、カリッと焼いた食パンにこのマーマイトをつけたものとミルクティーいうから、イギリス人にとってはソールフードいえるのかもしれない。




目玉焼きはシェフにオーダーできてアツアツを食べられるのが嬉しい。食後はコーヒーを持ってテラスへ。家内はスカイプで母親に電話している。マリオットはWifiが安定しているので仕事がサクサク進む。ゴールド会員だとこのWifiも無料。しばし飲み物を飲みながら貴重なイングランドのお日様を満喫。強すぎないお日様の光と爽やかなそよ風。

少し構内も散歩。素敵な花壇のある庭園や結婚式などに良さそうな、テラス付の離れなど色んな場所がある。

12時になったのでチェックアウト。今回のマリオットは、今までで一番好な感じだった。是非また来たいと思う。家族や友達と一緒に来ても良さそうだし、次に来る時は12時から午後6時までオークルームであるアフタヌーンティーも是非体験したい。値段も1人£30なので手軽でいい。今ロンドンの中心部のアフタヌーンティーは£60ぐらいするので、この素晴らしい環境の中で£30は安いと思う。

美味しいものを食べて、運動して、グッスリ眠って すっかりリフレッシュしました。 ありがとう、また来ますね。

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